【初心者向け】水性塗料で行う航空機のシルバー塗装法(タミヤ 1/72 P-47D サンダーボルト)~④機体の製作編その2~

前回は機体製作の説明をしました。今回は機体製作の続きになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】水性塗料で行う航空機のシルバー塗装法(タミヤ 1/72 P-47D サンダーボルト)~③機体の製作編その1~

=🐣主翼の加工=

主翼下面に装備する武装に合わせて写真1、2のように穴を開けます。自分の製作するパターンに合わせて穴を開けるようにして下さい。

写真1
写真2

主翼の上面と下面を接着すると合わせ目ができますが、あまり目立たないので接着剤が乾燥した後、ナイフの刃を立ててカンナがけのように軽く削って合わせ目を消します。大きな隙間がある場合はその部分だけパテ盛りをします。

航行灯などのクリアーパーツは、この時点では取り付けないで塗装後に接着します。

主翼の加工が終了したら、写真3、4のように胴体部分と接着します。

写真3
写真4

主翼と胴体部分の合わせ目はパネルラインとも重なるので、隙間がない場合は特に処理する必要はないです。接着剤がはみ出しやすいので、はみ出した場合は乾燥後に軽く削って処理をするようにして下さい。乾燥前に拭き取ると、逆に表面が汚くなる場合があるので注意して下さい。

🐦資料本があるとパネルラインなどの確認が楽です。気軽に買えるものではないですが手元にあると製作に役立ちます。お気に入りの機体などは一冊持っておくのもいいと思います。今回使用した物を下記に載せておきます。参考にして下さい。

世界の傑作機No.154 P-47 サンダーボルト (世界の傑作機 NO. 154)

=🐣風防のマスキング=

風防のマスキングをします。曲面が多くでフレームが少ないので、マスキングテープを貼ってからフレームに合わせて切るのはちょっと大変です。

マスキングテープが貼り難い場合は、写真5のようにマスキングテープをカッティングマットに貼り付けて、ナイフやカッターで細かくなるように切り込みを入れます。

写真5

これを写真6、7のように1枚1枚貼り付けていきます。面倒に見えますが、結構サクサク作業が進みます。曲面が強い箇所は、細かく切ったマスキングテープを使用した方がテープが浮いたりせずきれいに貼る事ができます。

写真6
写真7

テープを貼る量が多いので、最後にめくれている部分がないか確認して下さい。マスキングが終了した状態が写真8になります。

写真8

クリアーパーツなので木工用ボンドで接着します。接着前に風防の下になる部分の塗装をするのを忘れないようにして下さい。

=🐣塗装前の準備=

写真9、10のように分割した状態で塗装をします。マスキングする部分は風防とエンジンカウル先端部分のみになります。

写真9
写真10

前脚カバーなどの細かいパーツは、両面テープなどで固定しておくと塗装が楽になります。

今回はここで終了です。次回は下地塗装になります。