【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~⑦まとめ~

前回でフィギュアの塗装は終了しました。今回はまとめになります。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~⑥仕上げ編~

写真1

今回はフィギュア塗装の流れと方法を説明しました。注意点や、コツを最後にまとめていきたいと思います。

=🐣フィギュア塗装時のアドバイス=

1.電球は昼光色か昼白色

塗装する部屋の電球の色は重要です。多くの方は部屋の電気と机上の電気スタンドで作業していると思います。

部屋の電球も同じようにした方がいいのですが、最低でも電気スタンドの電球は昼光色か昼白色にした方がいいです。電球色だと全体的にオレンジ色に見えてしまうので、夜塗装したものを朝に太陽光の下でみると、ずいぶん薄く見えるという事になってしまいます。

2.一度に大人数の塗装は避ける

普段は1体ずつフィギュアを塗装していますが、今回2人のフィギュアを同時に塗装しました。同時に塗装すると、トータルの時間が短縮できる事はいいのですが、塗装時間は1体だけ塗る時よりも長くなります。塗装中に塗料皿の塗料が乾いてしまったり、塗料皿の塗料が足りなくなったりしました。

1体ずつ塗装したほうが作業に集中できると思うので、慣れてくるまでは1体ずつ塗装した方がいいです。

3.実際に完成品を目で見る

模型店の展示品、展示会、コンテスト等の作品を見る機会がある時は、しっかり作品を見る事が大事です。すべての作品を見る必要はないですが、気に入った作品があったらじっくりと見て下さい。塗装法や、塗料の発色などをどうやったら近い物ができるか考えながら見るととても参考になります。

4.車両に合った塗り方をする

ジオラマ等は別として、あくまでもフィギュアは車両の付属品のような物です。それなりに車両に合った色合いで塗装する事も大事です。

例えば、水彩画のような薄いグラデーションで仕上げた車両に、発色が良く、明暗をくっきり出したフィギュアを乗せるとバランスが悪くなります。しっかりグラデーションをかけて、はっきりしたスミ入れ、ウェザリング等をした車両に、水彩画のような薄いタッチのフィギュアを乗せても同様にバランスに問題が出ます。

自分でイメージした完成品に合わせた塗装をすると、上手くまとまります。

=🐣塗装を上手く見せるコツ=

1.皮膚部分は赤みを出す。

皮膚の色をある程度赤みを出して塗装すると、明暗がはっきりしやすいです。明暗をつけるのが苦手な方は普段よりちょっと赤みをつけて塗装してみて下さい。

2.皮膚と布地はつや消し

完全なつや消しにすると、それだけで上手くみえます。光の反射が少なくなるせいなのか、発色が良くなる気がします。

3.影の部分の色は2種類使用する

影の部分に使用する塗料と、さらに暗くした塗料の2種類で影の塗装をします。上着とズボンの境目、襟元、上着の合わせ目などを、最も暗くした塗料で塗装すると服装が立体的にみえます。

 

🐥上手く見せるコツは私独自の意見です。展示会や、コンテスト等の作品、模型店の展示品などをみて、自分がいいなと思った作品の共通点を考えたら、その3点になりました。

 

以上でフィギュア塗装の方法は終了です。少しでも、読んでくれた方の模型製作の参考になればいいなと思っています。

🐔今回の記事一覧を載せておきます。目次代わり使用して下さい。

【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~①準備編~

【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~②基礎工作編~

【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~③肌の基礎塗装編~

【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~④肌の塗装編~

【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~⑤服の塗装編~

【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~⑥仕上げ編~

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