前回は船体側面の製作を行いました。今回は飛行甲板の接着になります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】艦船模型用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 1/700 ワスプ)~⑤船体側面の製作編その2~
=🐣飛行甲板裏側の塗装=
飛行甲板を接着した後だと塗装し難い箇所を先に塗装します。
まずは写真1のように飛行甲板裏側に接着するパーツを取り付けます。
飛行甲板裏側の見える部分の塗装をします。裏側はXF24ダークグレイ、格納庫の天井はXF2フラットホワイトを写真2のように塗装します。
飛行甲板の下に隠れてしまう船体部分にも塗装しておきます。船体側面はXF54ダークシーグレイ、通路や床部分にはXF24ダークグレイで写真3のように塗装します。
=🐣飛行甲板と船体部分のスミ入れ=
船体部分の塗り残し、はみ出した部分がないかチェックして、先に修正しておきます。
飛行甲板を接着する前に、飛行甲板の下になる箇所にスミ入れを行います。戦艦などはパステル粉をアクリル溶剤で溶いたものでスミ入れをしていましたが、空母だと平面部分が多いので、色ムラがないように薄めたアクリル塗料で行います。
🐥アクリル塗料で塗装した場合は、普通にスミ入れ用塗料でスミ入れをします。スミ入れ用塗料はエナメル系なので、エナメル塗料で塗装した場合は、塗膜を剥がしてしまうので使用できません。そのためアクリル塗料を使用します。
🐔下記に塗料について説明した記事を載せておくので、参考にして下さい。
まずはタミヤアクリル塗料のXF1フラットブラックとXF79リノリウム甲板色を写真4のように塗料皿に乗せます。
アクリル溶剤を多めに入れて写真5のように薄めます。ビシャビシャや状態で、筆塗りすると薄く色が着く程度に薄めています。
製作した塗料を写真6のようにスミ入れをしたい部分に塗装します。
写真7のように塗料が乾かないうちに余分な塗料を、綿棒で拭き取ったり、筆で吸い取ります。塗料の拭き取りは好みで調節します。スミ入れ強調したいなら拭き取りを軽めに、あまり強調したくない部分には、さらに薄めた塗料でスミ入れをするか、しっかりと拭き取るようにします。
乾燥したら写真8のようになります。スミ入れで使用する塗料は自分の好みの色で問題ないです。
格納庫内部や、飛行甲板の裏にも写真9、10のようにスミ入れを行います。
🐥アクリル塗料は乾燥すると、拭き取り難くなるので注意して下さい。細かい区画に区切って、素早くスミ入れと拭き取り作業をした方が作業が上手くいきます。
=🐣飛行甲板の接着=
飛行甲板裏や、飛行甲板の下になる部分にスミ入れをしたら、写真11、12のように飛行甲板を接着します。飛行甲板下通路の手すりは、飛行甲板接着時に破損しないようにするため接着後に取り付けます。
今回はここで終了です。次回は飛行甲板の塗装になります。