前回はデカール貼りの説明をしました。今回はコーティング塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】水性塗料で行う航空機のシルバー塗装法(タミヤ 1/72 P-47D サンダーボルト)~⑨デカール貼り編その2~
=🐣デカールの修正=
写真1、2のようにデカールを貼った際にできた隙間や破れた箇所を塗装で修正していきます。
タミヤアクリル塗料のX1ブラック、X2ホワイトで修正していきます。デカールとツヤが若干異なりますが、後でコーティング塗装をしてツヤを整えるので問題ないです。
色の調合が必要な箇所はできるだけ修正部分に近い色にしてから修正します。多少の色の違いならコーティング塗装やスミ入れである程度誤魔化す事ができるので、全く同じ色を調合する必要はないです。
修正が終了した状態が、写真3、4になります。
ラインがズレた箇所は、写真4のように段差をなくして直線に見えるように修正していきます。
=🐣コーティング塗装=
細部塗装とデカール貼りが終了したら、コーティング塗装を行います。全体にX22クリアーを吹き付けます。写真5、6はクリアーを吹き付けた状態になります。プロペラ部分にも忘れないように吹き付けます。
機体上部の塗り分けをした部分にX35セミグロスクリアーを吹き付けます。エアブラシがある程度コントロールできる人は、マスキングをしなくても細吹きをすれば問題ないです。周りに多少はみ出しますが、少量なら大きなツヤの変化はないです。スミ入れをするとさらにツヤの変化は目立たなくなるので、大量にはみ出さないように気をつけるだけで大丈夫です。爆弾やロケット砲にも吹き付けておきます。
🐥エアブラシで迷彩塗装ができる人なら、狙った箇所に塗装を吹き付ける事が可能だと思うのでマスキングをしなくても大丈夫です。
デカールの部分を少しツヤ消しにしたかったので、国籍マークや白黒のチェックやライン部分にもセミグロスクリアーを吹き付けています。デカールのツヤは自分好みで仕上げていいと思います。セミグロスクリアーを吹き付けた状態が写真7~9になります。
コーティング塗装が終了したら、乾燥のため丸一日放置しておきます。
今回はここで終了です。次回は仕上げ作業になります。