前回は戦闘室内部の製作をしました。今回は戦闘室内部の塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】フルインテリアキットの製作と見せ方(アミュージングホビー 1/35 フェルディナント)~⑩戦闘室内部の製作編その2~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
アミュージングホビー 1/35 ドイツ軍重駆逐戦車 フェルディナント フルインテリア & 16tストラボクレーン
=🐣内部パーツの塗装=
前回下地塗装をした内部パーツを、XF2フラットホワイトで塗装します。上面装甲部分の裏側は、完成すると見えないので塗装する必要はないですが、黒のままだと完成後に内部全体が暗くなりそうなので、写真1のようにフラットホワイトで塗装しています。
フラットホワイトを吹き付けて、細部塗装をしたらXF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。
=🐣操縦室上部パーツの塗装と接着=
操縦室上面パーツ裏側のマスキングテープを剥がして、写真2のように車体に接着します。外側のマスキングテープは基本塗装が終了するまで剥がさないため、内部がどう見えるか解りません。外側のマスキングテープを剥がすまで、楽しみにしておきます。
操縦室前面のパーツを写真3のように接着します。裏側の無線機は外から見えるのでしっかり塗装して下さい。外から見える内部パーツは軽くスミ入れをしておきます。
操縦手、無線手のハッチからは、写真4のように内部が見えるようになります。マスキングテープを貼った箇所は、完成後に透けて内部が見える予定です。
=🐣戦闘室床面の塗装=
基本塗装終了後に、写真5のようにスポンジで塗装剥がれの表現をします。塗装剥がれ表現やスミ入れのやり方は操縦室の塗装で説明しているので、そちらを参考にして下さい。
スミ入れをした後、写真6のように土色のパステル粉を軽く付着させます。
エナメル塗料でオイル汚れを写真7のように塗ります。エンジンの点検口にもなるので、少し多めに汚れを付着させます。
このままだと、ちょっとオイル汚れがハッキリし過ぎるので、エナメル溶剤でフチをぼかしたり、薄くしたりして調節をします。
=🐣フィギュアの位置確認と塗装=
フィギュアを戦闘室に搭乗させるので、戦闘室が完成するまでに塗装を終了させておく必要があります。完成間際で慌てて塗装すると雑になってしまうので、早めに塗装作業を開始する事をお勧めします。
塗装前に写真8~11のように最終的な位置確認をしておきます。塗装前に足裏に真鍮線を通して、床パーツに固定できるようにしておきます。
🐥固定用の真鍮線は塗装時の持ち手にもなるので、長めの真鍮線を使用します。長いままだと上手く接着できないので、接着時には短く切って車体に固定させます。
フィギュアの塗装が終了した状態が、写真12になります。
写真12は光を当てて撮影したので、少し明るめになっています。実際はあまり光が当たらない状態になるので、写真13のような感じになります。見せ方にもよりますが、内部に乗員を載せる場合は全体的に暗くなります。フィギュアを強調したい場合は、服の明暗をハッキリ付けておく事をお勧めします。
今回はここで終了です。次回は戦闘室内部塗装の続きになります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。