前回は迷彩塗装をしました。今回は細部塗装になります。
🐔前回記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)~⑩基本塗装編その2~
=🐣ローターの塗装=
テイルローターの先端は赤い塗装がされてます。この部分は写真1の㉚、㉛のデカールで再現するようになっていますが、ローターの表、裏にデカールをズレないようにして貼り付けるのは難しいので、今回は塗装で表現します。
一番楽なのはローターの塗装前に先端を赤で塗装してから、マスキングをしてローターの色を塗装する事ですが、今回はすっかり忘れてしまったのでローターの塗装後に赤の塗装をする事にします。
ローターのように目印になるようなモールドもなく、複数箇所を均一の幅で塗装するような場合はちょっと面倒ですが、今回は簡単に均一の幅でマスキングができる方法を説明します。
塗装したい部分と同じ幅のマスキングテープを用意します。同じ幅のマスキングテープがない場合は、カッターなどで丁度良い幅のものを製作します。
🐦️自作する場合はメモリ付きのマスキングテープがあると作業が楽になります。下記に載せておくので参考にして下さい。
マスキングシール(1mm方眼タイプ)5枚【タミヤ マスキング Item No:87129】
まずは塗装したい部分と同じ幅のマスキングテープを塗装したい部分に貼り付けます。貼り付けたら隣に密着するようにマスキングテープを写真2のように貼り付けます。
マスキングテープを貼り付けたら、写真3のように塗装する部分に貼ったテープを剥がします。これを繰り返す事で全てのローターで、同じ幅のマスキングをする事が可能になります。今回は筆塗りで赤い部分を塗るので、幅の細いテープを使用しましたが、エアブラシを使用する場合は太めの物を使用して下さい。
塗り分けをしてマスキングテープを剥がした状態が写真4になります。
メインローターの前部にも写真5のようにシルバーで塗り分ける部分があります。このように長い部分は、短く切ったガイド用のマスキングテープを両端に貼って、それぞれを繋ぐようにしてマスキング用のテープは貼っていきます。
ローターの塗装が終了した状態が写真6になります。
ガイド用のマスキングテープを使用する事で、均一な幅のマスキングが簡単にできます。応用すれば細いラインなども塗装できるので、マスキングに迷った時は参考にしてみて下さい。
=🐣細部の塗装=
機体の迷彩塗装が終了したら細部塗装を行います。細部塗装は、はみ出しても拭き取れるようにタミヤエナメル塗料を使用しています。
細部塗装が終了した状態が写真7~10になります。
レジンやメタル部分は、メタルプライマーを塗ったので問題なく塗装ができています。何度も触れる箇所でなかったら、サーフェイサーを吹かなくてもプライマーだけで塗料が定着するので、スプレー吹きが苦手な人はプライマーを塗装するだけでも大丈夫です。
エナメル塗料で細部塗装をすると、スミ入れにエナメル系を使用できないと思うでしょうが、アクリル塗料でコーティングをすれば可能になります。何度も溶剤で擦ると剥がれてしまいますが、スミ入れ用塗料を流し込み、軽く溶剤で拭き取る程度なら問題ないです。
今回はここで終了です。次回はデカール貼りになります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。