前回で製作が終了したので、今回は簡単なまとめになります。
=🐣キットについて=
元になっているキットが古いですが、とくに問題なく組み立てられる事ができます。金型が若干古いせいか、モールドが少し甘い部分もありますが、エッチングソーなどで少し深くすれば大丈夫です。
キャノピーの形状が複雑なので、マスキングが面倒ですが、大きなキャノピーは見せ場の一つなので丁寧に作業をして下さい。改造パーツは若干隙間が空くパーツもあるので、隙間をしっかり埋める作業も必要になります。
限定商品ですが、たまにデカールを変更して再版しているようなので、興味のある人は小まめに発売カレンダーをチェックしてみて下さい。
=🐣レジンパーツについて=
最近は3Dプリンター製のパーツが多く、レジンパーツのディテールアップパーツが減ってきたような気がしますが、それでも多くの別売りパーツが市販されているので、レジンパーツにもある程度は慣れておいた方がいいと思います。
レジンパーツは扱い難いと思うかもしれませんが、剥離剤の除去を行う事と、パーツが変形した時の対処法を覚えておけば大丈夫です。塗装に関しては、パーツにメタルプライマーを塗れば普通に塗装が可能です。サーフェイサーを無理に使用する必要はないので、自分の製作環境に合わせて作業をしてみて下さい。
🐦️最近は水性のサーフェイサーも発売されてます。下記に載せておくので参考にして下さい。
GSIクレオス 水性サーフェイサー1000 スプレー 170ml ホビー用仕上げ材 B611 グレー
GSIクレオス 水性ブラックサーフェイサー1000スプレー ホビー用仕上材 B613
=🐣改造パーツについて=
既存のキットに改造用パーツを組み込む事で、キット化されていない機体や車両を製作する事が可能になります。今回のようにキットに同封されている物もあれば、改造パーツだけ別売りで市販されている物もあります。
ディテールアップパーツならば、難易度の高い箇所はそのままキットのパーツを使用するといった事ができるのですが、改造パーツだとそれが出来ないのがつらい所です。
組み立てるにはちょっと覚悟が必要ですが、焦らずに製作すればきちんとした形になるので、興味のある機体や車両があるならば是非挑戦してみて下さい。
別売り改造パーツや改造パーツ入りキットを持っている人は、早めに組み立てる事をお勧めします。時間が経つと物によってはインジェクションキットとして普通に発売されてしまうケースが結構あります。
いつか製作しようと思って数年放置していた間に、出来の良いキットとして発売されてしまった場合、せっかく苦労して製作してもレア感が無くなってしまうので、インジェクションキットとして発売されるまでには製作しておいた方がいいと思います。
=🐣まとめ=
レジンパーツやメタルパーツの扱い方は難しいと思うかもしれませんが、一度製作して自分なりの製作法を見つけておけば、思った以上に簡単に取り扱う事ができます。
プラスチック以外の材質で出来ているパーツを扱えるようになれば、スキルアップに繋がると思うので興味のある人は是非挑戦してみて下さい。
今回の記事はこれで終了です。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに利用して下さい。