前回はコーティング作業について説明をしました。今回はキャタピラの取り付けをします。
前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ポリパテを使用したツィンメリットコーティング方法(タミヤ 1/35 タイガーⅠ型後期生産型)～⑥コーティング作業編その４～
️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.146 ドイツ陸軍 重戦車 タイガーI 型 後期生産型
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キャタピラの取り付け＝
キャタピラは写真1のようになっていて、1コマずつ接着していくタイプになります。センターガイドの穴が開いていないですが、組み立ててしまうとそれほど目立たないので、気にならない人はキット付属のキャタピラで十分だと思います。
コーティング作業に次ぐ難関な部分ですが、焦らず丁寧に作業をすれば問題なく組み立てられます。
キャタピラには写真1のように4つのピン跡があります。これを全て消すのはちょっと難しいので、外側二つのピン跡だけ消していきます。ちょっと力をいれてヤスリで削れはピン跡は目立たなくなります。内側二つのピン跡はそのままでも完成後に見える事がほぼ無いので、無理に消す必要はないです。
ピン跡の処理が終わった状態が写真3になります。量が多いので根気よく作業をして下さい。砲塔側面に取り付けるパーツには、接地面に接着ガイドが付いているので混同しないようにして下さい。
ピン跡の処理が終了したら、キャタピラを接着していきます。一気に必要な枚数を接着するのではなく、写真4のように複数に分割した方が作業がしやすいです。接着剤が乾いてしまうと、キャタピラを曲げる事が難しくなるので、素早く規定の枚数を接着していきます。
説明書通りに、写真5～7のように誘導輪からキャタピラを接着します。
先に写真8のように起動輪に合わせてキャタピラを曲げていきます。
起動輪にキャタピラを巻いたまま、写真9のように車体に取り付けます。
最後に弛みを調節して長さを合わせていきます。弛みの調節が終わった状態が写真10になります。
説明書のやり方だと、最後に起動輪の弛みで長さの微調整をするため、理想の弛み状態と異なる場合があります。
理想の弛みで組み立てたい場合は、誘導輪基部の固定用ガイドを削って、写真11の矢印のように左右にスイングする状態にします。
誘導輪が左右に可動するようにしたら、写真12のように起動輪のキャタピラから取り付けていきます。最後に誘導輪を左右に動かして長さの微調整をすれば、起動輪の弛みで長さを調節する必要がなくなるので、理想の弛みを表現することが可能になります。こちらの方が長さを調節しやすいので、キャタピラの長さ調節が苦手な方は参考にして下さい。
外側二つのピン跡を処理するだけで、写真13のようにほとんどピン跡は目立たなくなります。上面キャタピラのピン跡は下から覗き込まないと見えないので、ピン跡処理が面倒な場合は下面キャタピラの処理だけでも問題ないです。
今回はここで終了です。次回は車体の組み立てになります。