前回は車体下部の製作をしました。今回は車体上部の製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット 1/35 イギリス巡航戦車コメット製作方法~②車体下部の製作編~
=🐣操縦士ハッチの製作=
ハッチロックパーツとフック部分を別売りのディテールアップパーツに変更します。
🐦️今回使用しているディテールアップパーツを下記に載せておきます。参考にして下さい。
パッションモデルズ 1/35 イギリス軍 巡航戦車 A34 コメット 3Dパーツセット (タミヤ MM35380用) プラモデル用パーツ
キットのハッチロック部分を切断してディテールアップパーツに変更するのですが、先に別売りパーツの切り出しを行います。キットのハッチロック部分を先に切断すると、別売りパーツの切り出しや加工に失敗した場合の対処が難しくなります。ディテールアップパーツの切り出しや加工に失敗した時のために、キットのモールド切断は最後に行って下さい。
まずは、写真1のように別売りパーツのハッチロック部分を切り出します。
ここで大事なのは、切り出したパーツとキットのモールドをよく見比べる事です。変更して明らかに違いが出るなら問題ないのですが、あまり変化がないパーツもあります。あまり変化がない部分は、失敗の可能性がないキットそのままの状態で組み立てる事もきれいに完成させる方法の一つです。
🐥ディテールアップパーツの扱いに慣れていない人は、既存の部分と変更するパーツの制度を見比べ、作業の難易度なども考えてから使用するパーツを選択する事をお勧めします。
次に、ハッチロック部分のモールドを写真2のように切り取ります。ナイフや模型用の平ノミを使用してきれいに切り取って下さい。
切断面に段差があると、接着に影響がでるので注意して下さい。段差がうまく消えない場合は、耐水ペーパーなどで滑らかにします。モールドを切り取ったら、瞬間接着剤を使用して別売りパーツのハッチロックを接着します。
🐦️下記に模型用平ノミを載せておきます。参考にして下さい。
ハッチロックの加工が終了したら、ハッチ側面のフックパーツを取り付けます。キットはフック部分が凸モールドになっているだけなので、ここを別売りパーツに変更するとかなり効果があります。
先にフックパーツを写真3のように切り出します。
フックパーツがうまく切断できたら、フックのモールドを削り取った部分にフックパーツを接着させます。写真4の右がキットそのままの状態で、左側がフックパーツを使用した状態です。
フックパーツは水平になるように注意して接着して下さい。
完成したハッチを写真5のように車体に取り付けます。
=🐣車体前部パーツについて=
別売りパーツには、牽引ワイヤーを引っ掻けるフック部分が写真6の丸で囲んだ部分にパーツ化されています。
キットの牽引ワイヤーパーツには、このフックごとモールドされているので牽引ワイヤーがある状態にするばあいはこのパーツは使用しません。牽引ワイヤーがない状態を製作したいばあいはこのパーツを使用して下さい。
ワイヤーなしで製作する場合は、写真7の丸で囲んだ車体前部パーツのガイド穴をパテや伸ばしランナーで埋めて下さい。
キットの牽引ワイヤーの出来が良いので、今回はワイヤー有りの状態で製作する事にします。そのためワイヤーフックはキットのパーツを使用します。
🐔伸ばしランナーで行う穴の埋め方について説明した記事を、下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単ディテールアップ法 ~伸ばしランナー応用編③~
今回はここで終了です。次回は車体上部製作の続きになります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。