【初心者向け】ハセガワ 1/72 F/A-18E スーパーホーネットを効率良く製作する~⑮デカール貼り編~

前回は塗り分け部分の塗装をしました。今回はデカール貼りの作業になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】ハセガワ 1/72 F/A-18E スーパーホーネットを効率良く製作する~⑭塗り分け塗装編~

=🐣デカールについて=

華やかなマーキングの機体ほど、デカールは重要になってきます。ここまで組み立てて、デカールで失敗してしまうとショックは大きいので慎重に作業をします。

デカールを貼る前に、必ずデカールの状態を確認をして下さい。ここ1~2年の間に発売されたものなら、ほとんど問題ないですが3年以上経過したものは保存状態によっては劣化して、貼る際にバラバラいなってしまう場合があります。不要なデカールをプラ板などに貼って、バラバラにならないか確認してから作業をして下さい。

🐔古くてバラバラになってしまう場合は、デカール修復液の使用をお勧めします。デカールの修復液について説明した記事を下記に載せておくので、デカールが劣化してしまった場合はこちらの記事を参考にして下さい。

【初心者向け】劣化してバラバラになるデカールの修復方法(リキッドデカールフィルムの使用法)~その1~

=🐣デカール貼り=

塗り分け部分は塗装で済ませたので、とくに難しい部分はないです。説明書を参考にして正しい位置にデカールを貼り付けて下さい。パネルラインやモールドの位置を目印にすると、正しい位置に貼りやすくなります。

飛行機模型はデカールが多いので、1日でデカールをすべて貼ろうとせずに、2~3日かけて仕上げるつもりで作業をした方が、慌てずにきれいに仕上げる事ができると思います。

デカールを貼り終えた状態が写真1、2になります。

写真1
写真2

モールドにデカールが密着させるために、軟化剤は使用した方がいいです。貼る位置に軟化剤を塗り、その上からデカールを貼りしばらく放置します。デカールが柔らかくなったら、上から綿棒などをを押し付けてデカールをモールドに密着させます。

軟化剤の扱いに慣れていないと、デカールが柔らかくなりすぎてクシャクシャになる場合があります。通常は軟化作用の弱いノーマルタイプを使用し、モールドに上手く密着しない箇所だけ、軟化作用の強いハードタイプを上から塗って密着させるやり方をお勧めします。

🐥軟化剤は水で薄める事が可能なので、自分の使いやすい濃度を探してみるのもいいと思います。

🐦️デカール軟化剤を下記に載せておきます。参考にして下さい。

マークフィット (40ml)

タミヤ マークフィット (ハードタイプ)

爆弾部分にもデカールを忘れないように貼りつけます。ラインの位置が同じになるように、写真3のように横に並べながらデカールを貼ると、ラインが同じ位置になります。

写真3

サイドワインダーにもラインのデカールを貼るのですが、ライン部分がスジ彫りになっているので、モールドに沿って塗装した方が楽です。写真4のようにイエローでラインを塗装しました。このような細かい箇所の塗装は、はみ出しても溶剤で拭き取る事ができるエナメル塗料がお勧めです。

写真4

写真5の航行灯部分のデカールは使用せず、航行灯は塗装で仕上げます。光沢仕上げにしたいのでコーティング塗装終了後に塗装します。

写真5

機体下面にいくつか写真6のようなメッシュ部分があります。

写真6

この部分にもデカールが用意されていますが、メッシュのモールドがしっかりしているので、スミ入れで表現した方がきれいに仕上がります。この部分はデカールよりも塗装をお勧めします。

今回はここで終了です。次回はコーティング塗装になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】ハセガワ 1/72 F/A-18E スーパーホーネットを効率良く製作する~

~①準備編~

~②キャノピーの加工編~

~③コクピットの製作編~

~④機首の製作編~

~⑤ヤスリがけ編~

~⑥機体の製作編その1~

~⑦機体の製作編その2~

~⑧機体の製作編その3~

~⑨機体の製作編その4~

~⑩機体の製作編その5~

~⑪塗装前の下準備編~

~⑫下地塗装編~

~⑬基本塗装編~

~⑭塗り分け塗装編~

~⑯コーティング塗装編~

~⑰スミ入れ編~

~⑱仕上げ編~

~⑲まとめ編~

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