前回は基本塗装の説明をしました。今回は塗り分け部分の塗装をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ハセガワ 1/72 F/A-18E スーパーホーネットを効率良く製作する~⑬基本塗装編~
=🐣武装の塗装=
今回は別売りの武装パーツも使用しています。機体に取り付ける爆弾を写真1のようにタミヤアクリル塗料のXF62オリーブドラブで塗装します。
塗膜の保護とデカールが貼りやすくなるように、コーティング塗装をする事にします。コーティングは機体の塗り分け部分と一緒にすれば、手間がかからないので、塗り分け部分の塗装が終了するまで一旦放置しておきます。
🐦️今回使用している武装セットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 U.S.エアクラフトウェポンVI スマート爆弾セット プラモデル X72-11
=🐣機体の塗り分け塗装=
パッケージの写真を見て解るように、尾翼部分に黒いラインがあります。
これは写真3のようにデカールで表現するようになっています。
このデカールを水平尾翼の左右に貼り付けるのはかなり難易度が高いです。貼るだけならまだしも、左右デカールの位置も合わせる必要がありきれいに仕上げる自信はないです。
この黒いラインのデカールには機体番号の100がライン上に印刷されていますが、これとは別で機体番号だけ印刷されたデカールもあります。説明書に使用方法は書いていないのですが、飛行機模型の場合ラインなどの塗り分け部分を塗装で行っても大丈夫なように、塗り分け部分に描かれている機体番号やマーキングが別に印刷されている事が多いです。
このように塗り分け用のデカールが用意されている場合は、だいたい塗装をした方が楽な事が多いです。なので今回は塗り分け部分を塗装で表現する事にします。
マスキングが面倒ですが、不要になったデカールを使用すればある程度簡単に作業ができるので、参考にしてみて下さい。
不要になった塗り分け部分のデカールを写真4のように切り取り、上からマスキングテープを貼ります。デカール部分の表面に透明なセロテープなどを貼っておくとマスキングテープが剥がれやすくなります。
🐥今回は直接デカールを使用しましたが、慣れていない人はデカールを白黒コピーした物を使用すると失敗しても簡単にやり直す事ができます。
これを使ってマスキングをします。デカール部分をマスキングするのではなく、デカール部分以外をマスキングするので注意して下さい。
デカールを元にしてマスキングテープを切り取り、写真5、6のように説明書の塗装図を参考にして貼り付けます。エアブラシを使用するので、周辺もマスキングをしておきます。
🐥凹凸なった箇所のマスキングは難しいですが、デカールを貼る方がそれ以上に難しいと思うので、きれいに仕上げたい人には塗装をお勧めします。
マスキングが終了したら塗料を製作します。先程、黒いラインと説明しましたが、正確に言うと黒ではなくかなり黒っぽい青色になります。デカールの色を参考にして限りなく近い色を調合してみて下さい。
マスキングをした部分に写真8、9のように、調合した塗料を吹き付けます。
マスキングテープを剥がすと写真10、11のようになります。これで塗り分け部分の塗装は完成です。
大きくはみ出した部分などがあったら、機体色の重ね塗りで修正して下さい。
=🐣コーティング塗装=
先に塗装した武装パーツと塗り分け塗装をした部分に、コーティング塗装を行います。機体の時と同じように、X35ゼミグロスクリアーにX22クリアーを混ぜた物を使用しています。
コーティング塗装が終了した状態が写真12、13になります。
乾燥のためこのまま1日放置します。
今回はここで終了です。次回はデカール貼りになります。