前回は船体中央部の製作を行いました。今回は飛行甲板の製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】日本海軍艦船用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 速吸)~④船体中央の工作編その2~
=🐣飛行甲板裏の組み立て=
速吸のエッチングパーツには、飛行甲板の支柱も同封されています。説明書には写真1のように金属製の支柱パーツに変更する手順が書かれています。支柱上下の梁もパーツ化されています。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/20220215215055_p-1024x498.jpg)
金属製のパーツを使用してもいいのですが、ちょっと作業が大変そうです。とくに甲板裏などののエッチングパーツは、少しズレると船体との接着に影響する場合があるので製作する時は丁寧に作業をして下さい。
せっかく金属製の支柱が用意されていますが、目立たない箇所なので強度や作業や塗装のしやすさを考え、写真2のようにキットのパーツをそのまま使用する事にします。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/20220218214556_p-1024x498.jpg)
支柱下部についている梁がキットパーツだと省略されているので、ここは写真3のようにエッチングパーツを使用します。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/20220221173655_p-1024x498.jpg)
この時に写真の丸で囲んだ箇所は、船体の機銃台座と干渉するので梁のエッチングパーツは接着しないようにします。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_20220324_230633-1024x498.jpg)
=🐣飛行甲板の製作=
飛行甲板裏と船体中央部を船体色で写真5のように塗装します。船体色はタミヤエナメル塗料の、XF53ニュートラルグレイとXF63ジャーマングレイを2:1で混合したものを使用しています。
スミ入れをする場合はこの時点で行って下さい。スミ入れは飛行甲板裏と飛行甲板に隠れてしまう箇所だけ行えば大丈夫です。飛行甲板を接着すると飛行甲板に隠れてしまう箇所はスミ入れが出来なくなるので注意して下さい。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_20220324_230729-1024x498.jpg)
飛行甲板を写真6のように接着します。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/20220222172347_p-1024x498.jpg)
木製甲板を写真7のように接着します。木製甲板は裏に粘着シーツが付いていて、そのまま接着が可能です。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/20220222172544_p-1024x498.jpg)
ターンテーブル部分のエッチングパーツを写真8のように接着していきます。ターンテーブルの向きは軌道に沿うようにします。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/20220222173554_p-1024x498.jpg)
軌道部分のパーツを接着します。木製甲板にガイドが付いているので、ガイドに合わせて軌道がしっかり直線になるようにゼリー状瞬間接着剤で接着します。軌道部分を後で塗装するのですが、写真9を見ても解るように結構塗り分けが大変です。軌道部分のパーツを接着前に一度軽く塗装をしておくと作業が楽になると思います。
![](https://hiroplamo.com/wp-content/uploads/2022/03/20220222212406_p-1024x498.jpg)
今回はここで終了です。次回は飛行甲板の塗装になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。