IDF ナグマホン ドッグハウスⅡ ②~組み立て編~

今回は車体上部の製作になります。

作成する上で難関であったフェンダー上にある、ライトガードとライト接続基部について書きます。

ライトガードとライト接続基部は全てエッチングパーツになります。エッチングパーツとは、薄い金属板で作られた部品です。

最近は曲げる箇所に切れこみが入っているものが多く、軽い力でピンセットなどで上手く曲げられるパーツが多いですが、キット付属のライト基部のエッチングは、うっすらと曲げる箇所に線が付いているだけです。切れこみが入っていないので、角を出すのが大変です。ここはプライヤーを使用するのがお勧めです。

最初は簡単に出来ると思い、ピンセットで曲げてみたのですが、フニャフニャになってしまったので、プライヤーを使用したらうまくいきました。

よくある事なのですが、エッチングに付いている2つのガイド穴と、エッチングパーツを接着する部品にある2つの突起がうまく合いません。ここは思いきって削ってみたところ、問題なく接着出来ました。

左側のライトガードは曲面なので、もっと大変だと思ったのですが、エッチングの素材が柔らかめなのでうまく曲げられました。

今回、最初から手を加えると決めていた箇所があります。それが、サイドスカートの取り付け位置に架かるチェーンです。キットには取り付けの穴はちゃんと再現されていますが、チェーンは入っていません。以前100円均一で買ったアクセサリー用のチェーンがあったので、それを使用しました。お手軽なディテールアップとしてお勧めです。

説明書には、サイドスカートとフェンダーは最後に組み立てるように、記載されています。細かい作業になるので、H10、11のパーツをフェンダーに付ける前に加工してみました。これを車体に取り付けてからの作業になると難しいと思うので、同じようにチェーンでディテールアップを考えている方がいましたら、破損防止と作業効率の良さから、サイドスカート取り付け前にやる事をお勧めします。

また、上部構造物全て組み立ててから、一気に車体に接着する組み立てる手順になっていますが、今回は破損防止と、すり合わせや接着等を楽にするため基部だけ先に作って車体に接着しました。

次回はこの続きからになります。