前回で組み立ては終了しました。今回はヤスリがけと下地塗装になります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ガンプラ（ザクⅠ）を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる（バンダイ １/１４４）～③組み立て編 その２～ ＝🐣ヤスリがけ＝
下地塗装の前にヤスリがけをして合わせ目を消します。ヤスリがけ作業を簡単に説明していきます。
パテを充分に乾燥させた写真1の状態から始めていきます。
パテを盛りすぎた部分をヤスリがけするの面倒なので、写真2のように盛り上がっている箇所をナイフで軽く削ります。
600番の紙ヤスリで、写真3のようにパテ盛りした部分を削っていきます。紙ヤスリが耐水性の場合は、水を付けながら作業をすると、削りカスが舞う事がないので便利です。
🐥パテがなかなか削れない時は、400番から始めると簡単にパテ盛り部分が削れます。しかしプラスチックに付く傷は大きくなるので注意して下さい。
最後に1000番の紙ヤスリで、表面を写真4のように滑らかにしていきます。
🐥大きな傷が残った場合は、800番の紙ヤスリを使用して、600→800→1000の順番にヤスリがけをすると傷が消えやすくなります。
この作業をパテ盛りした全ての部分で行います。
🐦下記に耐水ペーパーを載せておきます。参考にして下さい。
タミヤフィニッシングペーパー 荒目tp009・細目tp010・仕上げtp024・3種フルセット
＝🐣下地塗装＝
1. 黒の下地塗装
写真5のようにバラバラにした状態で、タミヤアクリル塗料のXF1フラットブラックを塗装します。
エアブラシを使用して、写真6のように腰や足の部分は装甲の裏までしっかりとXF1で塗装します。裏から見ても塗り残しのないようにします。
塗料が乾燥したら写真7のように組み立てます。
2.白の下地塗装
写真8の全面黒の状態から、タミヤアクリル塗料のXF2フラットホワイトを、エアブラシで上から吹き付ける事で明暗を付けていきます。
写真9、10のようにXF2を上から吹き付けます。明暗を付けるので。影になる部分には塗装をしないように注意します。腰や、足のアーマーに隠れる部分はそのままにして塗装します。明暗をつけるので機体下からはXF2を吹き付けないようにします。この時、肘や膝の関節は曲げずに伸ばした状態で塗装します。
3.塗装剥がれ表現の下地塗装
軽く塗装剥がれの表現の下地塗装をします。まずは写真11のように再びバラバラにします。バラバラにすると影の部分に黒が残っているのが良く解ります。
このとき写真12のように、パーツ同士がこすれて塗料がはがれてしまう場合があります、これは後の作業で修正するので、気にせずに作業を続けます。
タミヤエナメル塗料のXF1フラットブラックを、ちぎった台所用のスポンジに付けて叩くようにして写真13のように塗料を着けていきます。かるくティッシュでスポンジの塗料を取ってから行うと上手くいきます。
エッジ部分など、塗装が剥がれやすそうな箇所を中心に行います。写真12のように下地塗装が剥がれた箇所には、筆塗りで剥がれた部分にXF1を塗装します。失敗した部分はエナメル溶剤で拭き取る事ができるので、失敗を気にせずに作業をする事ができます。
🐥塗装剥がれの下地塗装は、アクリル塗料でも問題ないのですが、今回は失敗した時のために溶剤で簡単に拭き取る事のできるエナメル塗料にしています。
🐔スポンジを使用した塗装剥がれの方法について詳しく書いた記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。