エアブラシを購入したけど、迷彩塗装が上手くできないという方に向けて、今回は簡単な迷彩塗装のコツを説明していきます。
=🐣使用するキット=
今回はドラゴンから発売されている、写真1のタイガーⅠ初期型を使用します。
このキットは第二次世界大戦で、ドイツ軍のエースであったミハエル・ヴィットマンが搭乗したタイガー戦車を再現した物です。
白い冬季迷彩の車両ですが、白色迷彩の下に三色迷彩が施されています。今回はこの下地の3色迷彩を説明します。その後で、別の記事として冬季迷彩を説明する予定です。
🐦このキットは限定だったので現在は流通していませんが、タミヤから発売されているキットで、同じマーキングの車両を製作する事が可能です。ライフフィールドからも発売されていますが、フルインテリアキットなので初心者の方にはタミヤのキットをお勧めします。下記に載せておくので参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.216 ドイツ陸軍 重戦車 タイガーI 型 初期生産型 プラモデル 35216
ライフィールドモデル 1/35 ドイツ軍 重戦車 タイガーI 前期型 「ヴィットマンタイガー」 w/フルインテリア&クリアパーツ (プラモデル)
=🐣迷彩塗装について=
迷彩塗装とは、車体に独自の塗装をする事によって、敵から発見し難くするための塗装です。周囲の景色に溶け込むようにするので、季節や行動場所によって塗装や迷彩のパターンが異なります。今回のキットは一つの限定的な車両を再現していますが、通常は数種類のデカールや塗装図があり、その中から製作したい車両を選びます。
箱絵になっているようなメインの車両ならば、前後左右、上面から見た塗装図が細かく載っていますが、ややマイナーな車両は側面図だけという場合もあります。また前後の塗装図があっても、側面は左右どちらかのみという場合も多いです。
今回は塗装図にのっていない面の迷彩塗装のコツも説明していきます。
=🐣塗料について=
下地塗装と基本塗装はタミヤアクリル塗料を使用して、スミ入れや細部塗装の一部はタミヤエナメル塗料を使用します。
基本塗装と迷彩塗装は、エアブラシを使用しての塗装作業になります。細部は筆塗りになります。
=🐣その他=
キャタピラがゴム製なのですが、保管方法が悪かっため、センターガイド部分が曲がったままの状態になってしまいました。そのため、今回はモデルカステンの可動式キャタピラを使用します。
🐥ゴム製キャタピラは結構クセが付きやすいので、一度箱を開けて取り出した時は、クセが付かないように気をつけて箱に戻して下さい。
🐦今回使用した別売りキャタピラを下記に載せておきます。
モデルカステン 1/35 ティーガーI用履帯 初期型 可動式
今回はここで終了です。次回は組み立ての説明になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】簡単!迷彩塗装のコツ(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~①準備編~
【初心者向け】簡単!迷彩塗装のコツ(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~②可動式キャタピラの組み立て~
【初心者向け】簡単!迷彩塗装のコツ(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~③下地塗装編~
【初心者向け】簡単!迷彩塗装のコツ(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~④グリーン系の迷彩塗装編~
【初心者向け】簡単!迷彩塗装のコツ(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑤ブラウン系の迷彩塗装編~
【初心者向け】簡単!迷彩塗装のコツ(ドラゴン 1/35 タイガーⅠ初期型)~⑥細部塗装編~