前回は艦橋の組み立てを行いました。今回は迷彩塗装の説明になります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】艦船模型用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 1/700 ワスプ)~⑨艦橋の製作編その2~
=🐣艦橋の迷彩塗装=
説明書の塗装図を参考にして迷彩塗装を行います。XF23ライトブルーで写真1、2のように迷彩塗装をします。ここも筆を上から下に動かして塗装します。ムラが気になる箇所があったら、塗装が乾いた後にもう一度塗装します。乾く前に何度も重ね塗りをすると、下の塗装が溶け出してしまうので注意して下さい。
マスキングなしで塗装するので、はみ出したりした部分は後で修正します。
塗装図にが正面部分が載っていないので、左右側面の迷彩塗装が自然に繋がるように、前面と後面の塗装を行います。写真3、4を参考にして下さい。
艦橋は飛行甲板に接着する前に、迷彩塗装をした方が楽に作業ができます。艦橋から船体にかけて続く迷彩は接着後に塗装します。
=🐣船体の迷彩塗装=
船体の精細塗装はXF18ミディアムブルーを使用します。説明書の塗装図を参考にします。船体側面は塗装する面積が大きいので、写真5のように軽くふちどりをします。
次に写真6のようにふちどり内部を塗っていきます、この時も筆は上から下に向けて動かします。
船体の左右側面に写真7、8のように迷彩塗装をします。ムラができた場合は乾燥後に重ね塗りをします。最後にコーティング塗装をするので、多少のムラは気にしないで大丈夫です。
艦船模型の迷彩塗装は、マスキングなどの必要がない筆塗りの方が気軽にできます。筆塗りのためどうしても筆ムラができますが、汚れが流れる方向と同じ向きに筆を動かして塗装する事によって、筆ムラが自然な感じに見えます。
=🐣制動索の塗装=
船体の迷彩塗装をしている時に、制動索部分に触れてしまい塗装が剥がれてしまった箇所ができてしまいました。塗り残しや剥がれてしまった時の制動索の塗り方を説明します。
写真11のように制動索部分の塗り残しや、触れてしまって金属地が出てしまった箇所があります。
コピー用紙を小さく切って、写真12のように制動索と船体の間に入れます。この状態で塗装すれば、飛行甲板に塗料が付着する事がないです。エッチングパーツの索部分に接着剤を付けてしまうと、この作業ができないので注意して下さい。
最後に制動索の左右基部を、XF24ダークグレイで写真13、14のように塗装して、飛行甲板の塗装は終了です。
今回はここで終了です。次回は細部の塗装と組み立てになります。