前回は細部の組み立てと塗装を行いました。今回はスミ入れになります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】艦船模型用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 1/700 ワスプ)~⑪細部の製作編~
=🐣スミ入れ=
船体のスミ入れを行います。エナメル塗料で塗装しているので、エナメルのスミ入れ用塗料は使用できないので、アクリル塗料で行います。
🐥アクリル塗料やラッカー塗料で塗装した場合は、エナメル塗料でスミ入れをして問題ないです。
まずはスミ入れ用塗料を製作します。やや茶色がかった感じにしたいので、写真1のようにXF1フラットブラックとXF79リノリウム甲板色を塗料皿に入れます。
アクリル溶剤多めに加えて、写真2のように薄めていきます。ビシャビシャの状態で、塗ると軽く色が着く程度に薄めています。
製作したスミ入れ用塗料を写真3のように、艦載艇に塗装します。塗ったあとに凹部分に軽く塗料が残るように、綿棒や筆であふれた塗料を拭き取ります。
同じように写真4のように艦橋部分にも塗装します。
綿棒だと、エッチングパーツを破損する可能性があるので、筆であふれた塗料を拭き取ります。筆を上から下に動かして、塗料を拭き取っていきます。ティッシュなとで筆の塗料を吸い取り、再び拭き取り作業を繰り返していきます。
アクリル塗料は乾くと、溶剤を使用しても剥がれ難くなるので、乾く前に写真5のように拭き取り作業をします。
飛行甲板にもスミ入れ用塗料を、写真6のように塗っていきます。
飛行甲板の塗料が乾く前に筆で拭き取っていきます。甲板のモールドに沿って筆を左右に動かして拭き取ります。
船体側面にも写真7、8のようにスミ入れ用の塗料を塗ります。
塗料が乾かないうちに、筆でスミ入れ用塗料を写真9のように拭き取っていきます。拭き取る筆を上から下に動かす事によって、拭き残しの部分が汚れのようになります。拭き取る方向に注意して下さい。
船体全体にスミ入れをしたら船体の塗装は終了です。
今回はここで終了です。次回は艦載機の組み立てと塗装になります。