前回は飛行甲板の塗装を説明をしました。今回は艦橋の組み立てになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】日本海軍艦船用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 速吸)~⑥木製甲板の塗装編~
=🐣艦橋の組み立て=
合わせ目の処理は前回説明しているので、気になる人は前回の記事を見て下さい。
床部分のエッチングパーツを貼る箇所のモールドを削ります。小さい部分なので、パーツが浮かない程度に削れば大丈夫です。モールドを削ったら、写真1のように床のエッチングパーツを貼ります。
艦橋左右にある機銃を写真2のように接着します。ここもファインモード社から発売されている3連装機銃に変更します。
🐦今回使用している別売りの機銃を下記に載せておきます。参考にして下さい。
ファインモールド 1/700 ナノ・ドレッドシリーズ 九六式25mm三連装機銃 防盾付 プラモデル用パーツ
艦橋部分は特に難しい部分はないので、比較的楽に作業ができます。エッチングパーツをすべて取り付けた状態が写真3、4になります。
これで艦橋の製作は終了です。
=🐣ボートの取り付け=
日本海軍艦船のエッチングパーツで、悩んでしまう部分がボートの取り付けだと思います。初心者でも簡単にボート部分のエッチングパーツを製作出来る方法を説明します。
説明書だと写真5の位置にボートの取り付けをする事になっています。
このボートパーツにはダビット(ボートを吊り下げているクレーン)に接着するための取り付けガイド穴があります。エッチングパーツのダビットにもワイヤーが再現してありますが、小さすぎてこのガイドに合いません。
ウォーターラインシリーズの共通パーツには、写真6のようにダビットに接着するためのガイド穴があるパーツと、ガイド部分がないパーツがあります。
今回はこのガイド穴のない方のボートを使用します。まずは写真7のようにボートを船体に接着してしまいます。今回はエッチングパーツの上だったので瞬間接着剤を使用しましたが、プラスチックパーツの上に接着するならば普通の接着剤で問題ないです。
接着したボートに合わせるように、ダビットのエッチングパーツを写真8のように取り付けます。取り付け穴に押し込みすぎると短くなってしまうので注意して下さい。
🐥ダビットの取り付け穴が気になるようなら、ゼリー状瞬間接着剤をパーツに多めに付けて穴を埋めて下さい。この程度の穴なら、瞬間接着剤でも埋める事は可能です。
本来ボートはダビットに吊られて、宙に浮いているのですが強度や作業の難しさを考えると下に接着した方がいいです。1/700だとあまり気にならないので、初心者の方は船体にボートを接着してからダビットを取り付ける方法お勧めします。
エッチングパーツには写真9のようにボートを吊すワイヤーが付いています。ボートに合わせて長さを調節します。ワイヤー部分が短かったら、伸ばしランナーで丁度良い長さの物を製作してもいいですし、ワイヤー部分を切断してワイヤー自体を省略してしまうのも一つの手段です。
🐦ボートを別売りのパーツに変更するとよりリアルになります。下記に載せておくので参考にして下さい。
ファインモールド 1/700 ナノ・ドレッドシリーズ カッターボートセット プラモデル用パーツ WA9
今回はここで終了です。次回は船首の製作になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。