前回は使用する工具等の説明をしました。今回はコクピットの製作と塗装をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】水性塗料で行う航空機のシルバー塗装法(タミヤ 1/72 P-47D サンダーボルト)~①準備編~
=🐣コクピットの製作=
塗装の事も考えて製作をします。1/72スケールのためパーツ数も少なく比較的簡単に組み上がります。まずは、写真1のように仮組みをして、すり合わせ等の確認をして下さい。
このままでは塗装が面倒なので、写真2のように分割した状態で塗装をします。コクピットブロックを塗装前に接着してしまうと塗装が難しくなるので注意して下さい。
=🐣コクピットの塗装=
タミヤアクリル塗料のXF70コクピット色を使用して塗装します。XF70は日本海軍のコクピット色ですが、日本海軍以外の機体内部色としても結構使用できるので、緑系の機体内部色に迷った時は使用してみて下さい。
写真3のように分割した状態で塗装します。計器板とシートベルトのデカールもこの時点で貼っておきます。
🐥風防を閉めた状態にすると、コクピット内部はほとんど外から見えなくなります。風防を閉じた状態にする場合は細かい塗り分けをしなくても大丈夫です。計器板のデカールもほぼ見えないので、デカール貼りが苦手な人は塗装だけでも問題ないです。
茶色または黒色のスミ入れ用塗料を使用してスミ入れをします。
スミ入れが終了したら、、写真4のようにコクピットのブロックを組み立てます。
🐦今回使用したスミ入れ用塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ スミ入れ塗料 40ml ブラック 87131-000
=🐣機体の接着=
コクピットの組み立てが終了したら、コクピットブロックを挟み込んで機体を接着します。
機体下部に合わせ目ができるので、写真5のようにパテ盛りをします。機体上部の合わせ目はパネルラインになるので消さないようにして下さい。
垂直尾翼部分は中心の合わせ目を消す必要があるので、一緒に合わせ目の処理をしておきます。写真6のように左右のパーツを接着してからパテを盛っていきます。機体の合わせ目処理をする箇所は、機体下面と垂直尾翼部分だけなので一緒に作業をした方が楽です。
🐥爆弾を装備させる場合は、ここで一緒に爆弾の合わせ目処理もしておくと作業が楽になります。
パテを乾燥させるので、丸一日以上は放置するようにした方がいいです。
今回はここで終了になります。次回は機体の製作になります。