前回は製作についての説明をしました。今回は艦橋の製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
=🐣艦橋の電飾について=
写真1と2は艦橋の2パーツを仮組みしたものです。左右のパーツを組み合わせただけですがしっかりした形になっています。周囲のパーツを接着してからだと、作業がやり難くなる場合があるので、早い段階で電飾を仕込む事にします。
🐦️今回使用する電飾キットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
艦橋内部は写真1のように大きな空洞になっているので、コードなどを目立たないようにするのは簡単なので、以前製作した路面電車よりも配線作業は簡単そうです。
まずは写真3のように仮組みをして、発光した状態を確かめます。
艦橋一階部分にLEDを置いて発光させた状態が写真4になります。二階部分は多少明るいですが、三階部分になるとずいぶん暗くなってしまいます。均一に発光させるため、各階ごとにLEDをセットする事にしました。LEDを上向きにした方が窓の光が均一になるので、上向きにセットする事にします。
写真4、5のように、各階の境目にマジックで印を付けます。パーツの切れ目やモールドを目印にして、3等分になるように分割します。
2mmの角棒を写真7のように印を付けた部分に接着します。曲線部分には接着できないので、直線部分に角棒を接着して下さい。長さは適当で大丈夫です。
角棒を接着したら、仮組みをして艦橋内部の幅を計ります。定規で計るよりも、写真8のようにディバイダーを使用した方が簡単に長さを計る事ができます。使用頻度は高くないですが、こういった時にあると便利な道具なので、プラ板や真鍮線を使用した作業をしたい思っていいる方は、一つ持っておく事をお勧めします。
🐦️手軽なディバイダーを下記に載せておきます。参考にして下さい。
D DOLITY DIY革工芸 製図用具 コンパス レザークラフト ディバイダー 両針 調整可能
0、3ミリのプラ板を艦橋の幅に合わせて切り取ります。切り取ったプラ板が上手く角棒に引っ掛かるか、写真9のように確認をします。0、3ミリのプラ板だとハサミで切断する事が可能なので、プラ板を使い慣れていない人でも簡単に加工ができます。ちょっと、強度的に不安を感じるかも知れませんが、LEDを取り付けるだけなので特に問題はないです。
LEDを設置するためのプラ板なので、隙間なく艦橋内部に合わせる必要はないです。扱いやすい形になるようにして下さい。
プラ板の大きさが問題ないようでしたら、写真10のように電飾キットに付属しているLED用の台座を接着します。
加工したプラ板を設置した状態が写真11になります。これで二、三階部分の電飾準備は終了です。
飛行甲板に艦橋を仮組みして上から覗き込みます。一階部分のLEDを設置する部分に、写真12のようにマジックで印を付けていきます。
飛行甲板はかなり厚いので、ナイフやカッターでLED設置用の穴を開けるのは難しいです。まずは、写真12のように2mm以上のドリルで穴を複数開けて、その穴同士を繋ぐようにニッパーの刃を入れて切断して、最終的に大きな穴にしていきます。
穴が空いたら写真10のようにLED用の台座を接着します。電飾のスイッチは飛行甲板下を予定しているので、LED用の穴とは別で配線を通す用の穴も開けておきます。配線用の穴は、コネクターが通過できるようにきちんと大きさを確認して下さい。
これで、一階から三階までの電飾準備は終了です。
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ビーバーコーポレーション 1/72 日本 航空母艦 赤城 艦橋と飛行甲板 1941年 真珠湾攻撃 1/16 日本海軍将官フィギュア付
今回はここで終了です。次回は内部の塗装になります。