【初心者向け】簡単!エコプラ製作方法(バンダイ 1/144 ザクII)~⑦仕上げ編~

前回はスミ入れの説明をしました。今回は仕上げ作業になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!エコプラ製作方法(バンダイ 1/144 ザクII)~⑥スミ入れ編~

=🐣仕上げ作業=

1.傷の修正

仕上げ作業の前に、飾る際のポーズを決めたり遊んでみるなりして、適度に関節を可動させてみて下さい。可動させる事で、パーツ同士が擦れて塗料が剥がれてしまう箇所が発生してしまいます。通常なら剥がれた箇所にもう一度塗料を塗らないといけないのですが、形成色が黒のエコプラはそのまま傷として利用する事ができます。

上手い具合に塗料が剥がれれば良いのですが、上手くいかない場合もあるので簡単な仕上げ作業を行います。

写真1の左腿の塗料剥がれは、腰のスカート部分と擦れてできた傷です。そのままでも良いのですが、傷にしてはちょっと形がいまいちです。

写真1

ここで爪楊枝などの先端が尖ったもおで、塗料が剥がれた部分の周りを少しずつ削って、写真2のような傷らしい形にします。

写真2

細い傷の場合は針を使用しても良いのですが、針だとプラスチック表面にキズが付いてしまう場合があります。ナイフなどで爪楊枝の先端を細くしてから使用すると、表面にキズが付かないのでお勧めです。

機体全体をチェックして、不自然な形の傷があったら爪楊枝などで削って修正して下さい。

2.コーティング塗装

手足を可動させて出来た傷は、実際に塗料が剥がれて形成色がむき出しになっています。無塗装状態のキットは光沢しているので、形成色むき出しの部分は軽い光沢状態になっています。そのままでも良いのですが、ツヤの違いが気になるのでキズの部分に軽くXF86フラットクリアーを吹き付けてツヤを整えます。

このコーティング塗装はツヤを整えるためだけなので、塗料が剥がれた箇所に部分的に吹き付けるだけで大丈夫です。つや消しのコーティングなので、モノアイやバーニアなど、ツヤありにしたい箇所には吹き付けないようにして下さい。ツヤありにしたい箇所付近の傷に吹き付ける場合は、軽くマスキングをした方がいいと思います。

コーティング塗装が終了したら完成です。

写真3
写真4
写真5
写真6
写真7
写真8

再びポーズ変えなどをして、塗料が剥がれてしまったらもう一度コーティング塗装をすればいいので、完成後でも気軽に遊んだりポーズの変更が可能です。

今回の記事はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】簡単!エコプラ製作方法(バンダイ 1/144 ザクII)

~①準備編~

~②組み立て編~

~③下地塗装編その1~

~④下地塗装編その2~

~⑤基本塗装編~

~⑥スミ入れ編~

~⑧まとめ編~