【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット 1/35 イギリス巡航戦車コメット製作方法~⑪泥の付着編~

前回で車両の製作は終了しました。今回から塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット 1/35 イギリス巡航戦車コメット製作方法~⑩砲塔の製作編その2~

🐦️今回使用しているキットとディテールアップパーツを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.380 イギリス軍 巡航戦車 コメット プラモデル 35380

パッションモデルズ 1/35 イギリス軍 巡航戦車 A34 コメット 3Dパーツセット (タミヤ MM35380用) プラモデル用パーツ 

=🐣泥汚れの付着=

固まった泥汚れは塗装前に車体に付着させます。塗装前に付着させると塗装が大変と思う人もいるでしょうが、塗装後に行うよりも失敗する確率が低く修正も楽なので、慣れていない人にはお勧めの工程です。泥の付着が上手くいかなくて悩んでいる人は参考にしてみて下さい。

🐥汚し塗装をしない場合や、パステル粉や塗料など軽く汚す予定の人は、この作業はやらないで下さい。

=🐣泥の製作=

まずは車体に付着させる泥を製作します。今回はタミヤテクスチャーペイントのダークアースとライトサンドを使用します。塗料皿に写真1のようにテクスチャーペイントを入れて、混ぜ合わせます。

写真1

🐦️今回使用したテクスチャーペイントを下記に載せておきます。参考にして下さい。

🐥いろいろな粒子の物を組み合わせる事によって、様々な泥の表現が可能になります。是非いろいろ試してみて下さい。

=🐣泥の付着=

製作した泥を車体に付着させます。塗装前なので失敗しても、乾燥前なら綿棒などで拭き取れます。乾燥後ならばナイフなどで簡単に削り取る事が可能です。

筆に泥を付けて、叩くような感じで写真2、3のように泥を付着させていきます。

写真2
写真3

キャタピラにも泥を付着させます。まずは写真4のようにキャタピラ全体に泥を付着させます。

写真4

キャタピラの接地面には、泥が付着せずに金属地がむき出しになっている事が多いです。そのため綿棒やティッシュで表面を撫でて、写真5のように接地面の泥を拭き取ります。

写真5

転輪の隙間から見える車体部分にも、写真6のように泥を付着させます。しっかり泥を盛り付けるようにして下さい。

写真6

テクスチャーペイントの色に誤魔化されないようにして、しっかりと泥の凹凸が出るように付着させて下さい。

このような形状の転輪は、内側の縁に泥が付着してやすいので写真7、8のように転輪内側の縁に泥を盛り付けます。

写真7
写真8

フェンダーの端などにも軽く泥を付着させます。

テクスチャーペイントは硬化が始まる前後に、表面が滑らかになる事があります。表面が荒れた感じの泥汚れにしたい場合は、泥を付着させてから30分後ぐらいに硬い筆で表面を軽く叩いて適度に荒らして下さい。

写真9
写真10

塗装はどうすればと心配する人もいると思いますが、もともと泥汚れがモールドされたキットだと思って塗装をすればそれほど難しい事ではないです。意識しなくても車体にスミ入れやパステル粉などを付着させていくうちに、自然と深みのある泥汚れになっていくので是非試してみて下さい。

今回はここで終了です。次回は下地塗装になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット 1/35 イギリス巡航戦車コメット製作方法

~①準備編~

~②車体下部の製作編~

~③車体上部の製作編その1~

~④車体上部の製作編その2~

~⑤足回りの製作編~

~⑥装備品の製作編~

~⑦車体前部の製作~

~⑧車体後部の製作編~

~⑨砲塔の製作編その1~

~⑩砲塔の製作編その2~

~⑫下地塗装編~

~⑬基本塗装編~

~⑭デカール貼り編~

~⑮スミ入れ編~

~⑯汚し塗装編その1~

~⑰汚し塗装編その2~

~⑱仕上げ編~

~⑲まとめ編~