先日タミヤから発売された1/35イギリス巡航戦車コメットを製作していきます。今回は別売りの3Dプリンター製パーツを使用して、簡単なディテールアップもします。
=🐣コメットについて=
タイガー戦車やパンサー戦車に対抗できるように製造された、イギリス製の戦車になります。1944年の12月に配備が始まったのですが、配備による部隊の改変や訓練のため実戦に投入できたのが1945年の3月中旬になってしまいました。
1945年の5月初旬にドイツは降服しているので、実戦に投入された期間は約2ヶ月間という短期間だったので、ちょっとマイナーな部類に入る戦車になっています。
=🐣キットについて=
2022年の11月に発売されたキットです。エッチングパーツは付属せず、初心者でも簡単に製作できるようになっています。パーツ数はやや多めですが、塗装は単色だしデカールも砲塔上面の国籍マーク以外は難易度が低いので、初心者の方にもお勧めのキットです。
先に書いた通り運用期間が短く、運用した部隊も限られているためデカールは2種類だけになっています。
🐦️今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.380 イギリス軍 巡航戦車 コメット プラモデル 35380
=🐣ディテールアップパーツ=
今回はパッションモデルから発売されている写真2の3Dプリンター製のディテールアップパーツを使用します。
全て3Dプリンター製のパーツになっています。製作の難易度はそれほど高くないので、ちょっと手を加えてみたいと考えている人にお勧めです。接着には瞬間接着剤が必要になるので注意して下さい。
🐥今回製作するコメットはディテールアップが必須になるような箇所はないので、キットのままでも充分な完成度になります。ディテールアップパーツに興味のない人はキットのみで組み立てみて下さい。
🐦️今回使用するディテールアップパーツを下記に載せておきます。参考にして下さい。
パッションモデルズ 1/35 イギリス軍 巡航戦車 A34 コメット 3Dパーツセット (タミヤ MM35380用) プラモデル用パーツ
=🐣必要な道具=
1.通常の組み立て用道具
ニッパー、プラスチック用接着剤、デザインナイフ、ピンセットなど基本的な組み立てに使用する道具は必要です。
少しですが、合わせ目の処理が必要な箇所があるので、合わせ目の処理をする場合は、パテと600番の耐水ペーパーを用意して下さい。
2.ディテールアップパーツ用の道具
今回は別売りディテールアップパーツを使用するので、瞬間接着剤が必要になります。ゼリー状の瞬間接着剤の方が接着時間が長いため、位置決め等がしやすいので慣れていない人にはゼリー状をお勧めします。
3Dプリンター製のパーツなので、切り離す前は写真3のようになっています。パーツをゲートから切断するのはニッパーで問題ないのですが、可能ならば刃先が細くて長いニッパーを使用する事をお勧めします。
🐦️タミヤのゲートカット用の薄刃ニッパーは、刃先が細く長めなので3Dプリンター製のパーツの切り出しにお勧めです。下記に載せておくので参考にして下さい。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー (ゲートカット用) 74123
ディテールアップパーツを接着するために、キットのモールドを削る場合があります。ナイフで削るのが難しい箇所もあるので、模型用の平ノミがあった方が便利です。
🐦️下記に模型用平ノミを載せておきます。参考にして下さい。
3.塗装用道具
下地塗装と基本塗装はタミヤアクリル塗料で行います。スミ入れや細部塗装はエナメル塗料を使用します。
4.その他の道具
デカールの数は少ないですが、軟化剤があるとデカールを密着される事ができるので、用意しておく事をお勧めします。
今回はここで終了です。次回から製作になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。