今回はリサイクル素材を利用したエコプラを製作していきます。不要になったランナーなどを再利用しているため、形成色が黒になっている事以外は、通常の製品と変わりありません。
エコプラは店頭では買えませんが、エコプラ専用のバンダイホビーサイトから常に購入可能です。古いキットが多いですが、品切れも少ないので比較的簡単に購入可能です。
🐦️下記にエコプラ専用のバンダイホビーサイトを載せておきます。参考にして下さい。
＝🐣キットについて＝
今回はバンダイから発売されている、写真1のエコプラ 1/144 ザクIIを使用します。
パッケージは白黒で若干地味ですが、リサイクル素材を利用した環境にやさしいプラモデルになっています。商品のラインナップがやや古めのキットになっている事と、形成色が黒一色がやや難点ですが、専用サイトから簡単に購入できるのでお勧めです。値段も少しですが、正規の商品よりは安くなっています。
＝🐣エコプラの利点＝
エコプラには環境面以外にも大きな利点があります。
近年のガンプラは、パーツが色分けされているため無塗装でも充分な完成度になります。無塗装派の人にはエコプラはお勧めできませんが、塗装派の人にはかなりお勧めな商品になっています。
塗装して完成させた時に、かっこ良くポーズをつけて飾ろうとしたら、関節部分やスカート部分が干渉して、塗料が剥がれてしまった経験がある人は多いと思います。剥がれた部分は再塗装したり、シルバーやグレーで塗装して、塗装剥がれ表現として処理したりします。
しかし、エコプラは形成色が黒なので、パーツ同士が干渉して塗料が剥がれた部分が、そのままリアルな傷になります。完成後に、動かせば動かすほどリアルな塗装剥がれの傷が増えていきます。ビクビクしながら慎重にポーズを変える必要がなくなるので、是非塗装派の人に製作してほしいキットです。
＝🐣使用するもの＝
1.組み立て道具
ガンプラは基本接着剤は必要ないですが、合わせ目の処理や、スミ入れをするので今回は接着剤を使用します。
ニッパー、デザインナイフなどの基本的な道具は必要です。合わせ目を消す作業をするので、ラッカーパテと耐水ペーパーの400番と800番を用意しておきます。
２.塗装道具
エアブラシを使用して塗装します。下地塗装、基本塗装はタミヤアクリル塗料を使用します。スミ入れはエナメル塗料で行います。記事中の塗料番号や名称はタミヤ塗料になります。
３.その他
モノアイがシールなので、今回は別売りのクリアーパーツを使用します。
🐦️別売りのクリアーパーツを下記に載せておきます。大きさや形、色などさまざまな種類があるのでちょうど良い形と大きさの物を探して下さい。模型店や模型売場で購入可能です。
今回はここで終了です。次回から製作になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。