タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる 艦載機編 ~その5~ (タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機二一型)

前回は塗装について説明をしました。今回はデカール貼りになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる 艦載機編 ~その4~ (タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機二一型)

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.80 日本海軍 三菱 零式艦上戦闘機 21型 プラモデル

=🐣デカールについて=

デカールを貼るのですが、第一次攻撃隊の情景を製作したかったので、機体番号はハセガワから発売されている1/72零式艦上戦闘機21型のデカールを使用します。

飛行甲板が大きかったので、もう1機と思いハセガワのキットを購入したのですが、風防パーツが一体型のため開状態にできなかったので、今回は製作を見送り機体番号のデカールだけ使用します。

🐦️下記にハセガワの零戦を載せておきます。参考にして下さい。

ハセガワ 1/72 日本海軍 三菱 A6M2 零式艦上戦闘機 21型

=🐣デカール貼り=

ハセガワの機体番号を垂直尾翼に貼った状態が写真1になります。同スケールなので大きな問題はないですが、左右の黄色いラインに若干の隙間が発生します。この隙間は塗装で修正します。

🐥機体番号はAが第一航空戦隊、Bが第二航空戦隊といった形になっています。Aの横はローマ数字になっていてⅠは一番艦、Ⅱは二番艦となっています。AⅠだと第一航空戦隊の一番艦すなわち赤城の搭載機になり、AⅡだと加賀搭載機になります。黄色いラインは搭乗者の階級を表しています。デカール貼りの参考にして下さい。

写真1

エンジンカウル下と主脚カバーにも機体番号があるので、写真2のようにハセガワのデカールを貼ります。キットと違う機体番号を製作する場合は参考にして下さい。

写真2

機体番号以外のデカールはキット付属のデカールを使用しています。写真3~5のように決められた位置にはるようにして下さい。国籍マークと搭載艦識別用ラインのような大きめのデカールは、貼る際にデカール軟化剤を使用する事をお勧めします。

写真3
写真4

プロペラはタミヤアクリル塗料X11クロームシルバーだとラメ粒子が目立つので、クレオスから発売されている水性ホビーカラーのスーパーファインシルバーを使用しています。

写真5

デカールが乾燥したら、写真6のように気泡が発生していたという事はたまになります。そうなった場合は、気泡部分にデザインナイフや針で刺して軽く穴を開けます。

開けた穴にデカール軟化剤を流し込みます。しばらくしたら、綿棒で中に入った空気を開けた穴から押し出します。このとき乾燥した綿棒だとデカールが引っ付く場合があるので、少し水で濡らしてから使用して下さい。

写真6

気泡を押し出した状態が写真7になります。

写真7

🐦️今回使用したデカール軟化剤を下記に載せておきます。凹凸の激しい部分に貼る箇所はないので、ノーマルタイプのものだけでも問題ないですが、モールドに密着させたい場合はハードタイプも用意した方がいいです。

タミヤ マークフィット (40ml)

タミヤ マークフィット ハードタイプ

=🐣コーティング塗装=

デカールを貼り終えたらコーティング塗装をします。写真8の主脚部分や主脚格納部は、ツヤの関係でコーティング塗装後に塗装をします。

写真8

写真9のように分割した状態のままコーティング塗装をします。エンジンカウルは半ツヤ状態なのでX35セミグロスクリアーで、機体はXF86フラットクリアーを使用してコーティングをします。プロペラ部分はクレオス水性ホビーカラーのクリアーを使用しています。

写真9

コーティングが終了したら、写真10、11のように別で塗装したパーツを接着していきます。風防を接着する前に、コクピット周辺の細部塗装をするのを忘れないようにして下さい。

写真10
写真11

主脚や主脚格納部の塗装をしたら塗装作業は終了です。細部塗装は、はみ出しても溶剤で拭き取れるエナメル塗料を使用すると、失敗しても簡単に修正が出来ます。はみ出さずに塗る自信がない箇所は、エナメル塗料を使用してみて下さい。下地がアクリル系かラッカー系なら、下地に影響なく重ね塗りが可能です。

塗装が終了した状態が写真12、13になります。

写真12
写真13

次回はスミ入れと仕上げ作業になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる 艦載機編 (タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機二一型)

~その1~

~その2~

~その3~

~その4~

~その6~