去年の12月にタミヤカタログ2022が発売されました。今回はカタログについて簡単な記事を書きます。
🐔2022年度のタミヤカタログを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤカタログ2022 Tamiya Catalog2022(スケールモデル版) 美しいカラー写真が見ごたえの一冊です
=🐣タミヤカタログとは=
タミヤのカタログは年に一度年末に発売されます。カタログってただでもらえる物ではと思う人もいるでしょうが、模型業界だと普通に模型店などで販売されています。カタログの中身はタミヤから発売されているスケールモデル、工具、塗料などが写真付きで紹介されています。ただし現行の販売品のみなので、生産中止中の製品は記載されていません。
=🐣カタログの必要性=
現行の販売品や工具などは、ネットで調べる事が可能なので、カタログは特に必要ないと考える人もいると思います。しかし、いろいろな意味で役に立つので、1冊は持っておくといいです。役に立つ部分を簡単に3つ挙げておくので、参考にしてみて下さい。
1.いろいろなジャンルの模型を知ることができる。
タミヤからは戦車、飛行機、車、バイク、艦船など様々なジャンルも模型が発売されています。カタログにはそれらの模型が写真で紹介されているので、自分が作っているジャンル以外の物の完成品を見ることができます。違うジャンルの模型にも興味を持ったり、製作したくなります。
工具は説明付きで載っているので、便利そうな工具を発見する事もできます。
2.製作や塗装に困った時に
この部分の製作や塗装ってどうすれば?と思った時にカタログの写真を見ると意外と役に立ちます。カラー写真とは言っても、一方向からの写真だけなので、あまり役に立たないように見えますが、製作中に見ると結構参考になります。特に車体や機体、全体の色合いを知りたい時はかなり役に立ちます。
3.巻末のカラーチップ
巻末には、エナメル、アクリル、ラッカー系塗料やスプレー塗料のカラーチップが記載されています。タミヤのスプレー塗料はラッカー系で、スプレータイプでしか販売されていない種類もあります。
航空機やレースタイプの車や、バイクに多いですが、車体の塗装指示がスプレー塗料でしか販売されていない種類の塗料になっている時があります。ラッカー系塗料を使用していない人は、どの塗料を使用すればいいか困ってしまいます。
しかし巻末のカラーチップを見比べる事によって、使用している塗料から近い色を選ぶ事ができます。さらにカラーチップを参考に他の色を混色する事によって、より指定の色に近づける事が可能になります。カラー写真も載っているので、塗料の感じもイメージしやすいです。
タミヤカラーを使用していない人にもお勧めです。タミヤ製品の塗装指示はすべてタミヤカラーになっています。レッドや、ブルーなどの塗料は想像つきますが、フィールドブルー、フィールドグレイなどは、どのような色なのか想像し難いです。
そのような時にカタログのカラーチップがあると、楽に調べる事ができます。ネットでも調べる事が可能ですが、カタログの方が簡単に調べられるし完成品の写真も見る事ができます。タミヤ以外の塗料を使用していて、そこそこタミヤ製品を製作する人は1冊持っておくと塗装に困らないと思います。
=🐣まとめ=
毎年買う必要はないですが、1冊持っておくと非常に便利です。塗料は模型ほど新製品は発売されないので、カラーチップの見本として使用するなら1冊で4~5年は普通に使えます。持っていない人は、模型店などてみかけた時に購入しておくといいと思います。
昔のタミヤカタログはキットの写真以外にも、車両や機体の説明文が書かれていて、ちょっとした乗り物図鑑のような感じでした。今は製品が増えてしまったので、キットの説明文はなくなってしまいました。3~4年に一度でいいので、昔のように説明文を付けた物を愛蔵版として発売したり、追補のような形で説明文だけの冊子を発売してくれると嬉しいですね。