【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~④下地塗装編~

前回は機体の組み立てを説明しました。今回は下地塗装を行います。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~③機体の組み立て編~           

=🐣コクピット等のマスキング=

下地塗装の前にコクピットのガラス部分のマスキングをします。ナイフの切れ味が落ちていたら、ナイフの刃を替えて作業する事をお勧めします。切れ味が落ちていると余計な力がかかってしまい、パーツにキズをつけたり怪我の原因になるので注意して下さい。

写真1

🐥機体下部の偵察用窓も忘れずにマスキングをします。

ガラス部分を接着する前に、機体のコクピット回りにXF70暗緑色2を塗装します。この部分はほんの少し外から見えるので塗装します。写真2の濃い緑色部分がXF70で塗装した箇所です。

写真2

塗料が乾いたら、木工用ボンドでコクピットのガラス部分を接着します。木工用ボンドは接着にやや時間がかかるので、その間にガラス部分がズレないように注意します。

=🐣エンジン部分の塗装=

エンジンは組み立てた後だとちょっと塗装が難しいので、この時点で塗装してしまいます。エンジン部分はX10ガンメタルで塗装して、エンジンカウルの内側はXF70コクピット色で塗装します。エンジン部分に軽くXF16フラットアルミなどでドライブラシをすると、より一層エンジンの雰囲気がでます。

写真3

=🐣下地塗装=

エンジン部分と機体を接着したら下地塗装を行います。塗装のしやすさを考えて、写真4のようにプロペラ、燃料タンク、前脚格納部のカバーは塗装してから組み立てます。

写真4

1.風防フレームの裏地塗装。

最初に風防のフレームの裏地を塗装します。今回はXF70で塗装しました。この部分は完成後にコクピットを覗いた際、風防の内側から見えるフレームの色になります。

写真5

2.黒での下地塗装

まずはパネルラインにそってエアブラシで、XF1フラットブラックを塗装していきます。エンジンカウル部分を黒色で塗装する場合は、説明書の塗装図を参考にしてエンジンカウル部分もXF1で塗装します。エンジンカウル部分の塗装が乾いたら、塗装図を参考にマスキングをします。燃料タンク、前脚カバーも忘れずに塗装します。

写真6

3.白で塗装の変化をつける

以前のコルセアの製作をした際、仕上がりがやや黒っぽいと感じたので今回はXF2フラットホワイトだけで塗装の変化をつけます。

🐔コルセア製作時の下地塗装の記事です。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!プロペラ機の製作と塗装法(タミヤ1/48F4U-1Dコルセア)~⑤下地塗装編~           
【初心者向け】簡単!プロペラ機の製作と塗装法(タミヤ1/48F4U-1Dコルセア)~⑥下地塗装編その2~            

まずはXF2フラットホワをランダムに斑点状に塗装します。色の濃さや、大きさ、斑点同士の間隔が一定にならないように注意してエアブラシで塗装します。

写真7

パネルの色を少し変えたい方は、色を変えたいパネルに白を塗装します。ハッキリさせたい場合はマスキングテープを使用すると、パネルが浮き出て見えます。日光がよく当たりそうな箇所にも塗装します。

写真8
写真9

燃料タンク、前脚カバーにも忘れずに塗装します。機体裏面は光があまり当たらないので表面よりは少なめに白を吹き付けます。

4.黄色の塗装とマスキング

プロペラと主翼つけ根の黄色いラインを塗装します。先に黄色を塗装して、それからマスキングをし機体色を塗装します。XF3フラットイエローを黄色のラインがある部分にエアブラシで塗装します。

写真10
写真11

黄色の塗料が乾燥したら、説明書の塗装図を参考にして、マスキングテープで黄色のライン部分をマスキングします。太さや位置が左右同じになるように注意してマスキングをします。

今回はここで終了になります。次回は基本塗装になります。

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