前回は地面の塗装について説明をしました。今回は草の製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】キット付属のベースでジオラマを製作する~⑤地面の塗装編~
🐦️今回ベースとして使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ゲッコーモデル 1/35 ベトナム 水牛セット 1960年-1970年代
=🐣草の製作=
草はスタティックグラスと写真1のKATOから発売されている繁茂ボトルを使用して製作します。
スタティックグラスとは着色された細かい線維状の素材で、立体的な芝生を表現する事ができます。固定には水で薄めた木工用ボンドなどを使用します。
繁茂ボトルの中にスタティックグラスを入れて激しく振る事で、ボトル内部に静電気を発生させます。静電気を帯びたスタティックグラスはちょっぴり浮き上がるので、繁茂ボトルを使用すれば、立体感のある芝生を製作する事が可能です。
スタティックグラスはしっかり立つわけではないので、草が生い茂ったような表現は難しいですが、2~3mm程度の盛り上がった芝を表現できます。手軽に盛り上がった芝を表現できるので、興味のある方は使用してみて下さい。

🐔下記に繁茂ボトルとスタティックグラスを載せておくので参考にして下さい。スタティックグラスは長さや色の種類があるので、製作する情景に合うものを使用して下さい。
KATO 繁茂 (はんも)・深雪 (しんせつ)ボトル 24-406 鉄道模型用品
GREEN STUFF WORLD グリーンスタッフワールド スタティックグラス2-3mm 春の草(200ml)
スタティックグラスは広範囲に散らばるので、写真2のように空き箱の中で作業をする事をお勧めします。

今回は固着にスーパーフィックスを使用します。材質は木工用ボンドに近いのですが、ツヤ消しで水で薄める事が可能です。また、界面活性剤が入っているので凹凸部分に浸透しやすくジオラマ製作に適した固着材です。
木工用ボンドでも水で薄めてから、界面活性剤入りの台所用中性洗剤を1~2滴加えれば凹凸に浸透しやすくなります。
固着材を水で薄めます。薄め具合は写真3の色を参考にしてみて下さい。透明感は少ないけど、水っぽい流動性がある感じになるまで薄めて下さい。

🐔下記にスーパーフィックスを載せておきます。ジオラマ製作に便利な固着材なので、興味のある方は参考にして下さい。
模型用 スーパーフィックス(固着剤)100ml(ボトル容器入り)
草を生やしたい箇所にうすめた固着材を筆で塗っていきます。
スタティックグラスを繁茂ボトルに入れてよく振ります。十分に振ったら、繁茂ボトルでスタティックグラスを写真4のように撒いていきます。地面や水面の塗料が乾いていない箇所があるとスタティックグラスが付着してしまうので、表面がしっかり乾いた状態で作業をするようにして下さい。

一度ベースを逆さにして、付着していないスタティックグラスを落とします。一度の付着では物足りないので、もう一度上からスタティックグラスを撒くことにします。
重ねて撒く場合は、固着材をスポイトで盛り付けた芝部分に垂らしていきます。界面活性剤入りだとスタティックグラスを浸透しながらボンドが流れていくので、写真5のようにきれいに草部分のみボンドが流れた状態になります。ボンドを筆でぬる場合は筆を動かさずに、チョンとボンドを上から垂らす感じにして、ボンドを浸透させて下さい。

ボンドを流し込んだら、もう一度繁茂ボトルをよく振ってスタティックグラスを写真5のように撒きます。

もう一度ベースを逆さにして付着できなかったスタティックグラスを除去します。二度撒くとそれなりに立体感がでるようになります。物足りない部分には、写真7のように再びボンドを垂らして上からスタティックグラスを撒いていきます。

静電気のため逆さにしてもスタティックグラスが写真8のように張り付いてしまうので、最後に乾いた筆などできれいに除去します。

芝生の製作を終えた状態が写真9になります。

=🐣草むらの製作=
芝生だけではちょっと物足りないので、草むらを生やします。草むらを製作するのはちょっと面倒なので、写真10のような市販の草むらを使用することにします。

市販の草むらは写真11のように束になっている草むらが、透明シートに取り付けられています。使用する際はシートから束を外して使用します。大きさが合わない場合は底面を切断して調節します。イメージに合う形のものが無い場合は、草の先端などをカットしてイメージに合った形に整えて下さい。

🐦️下記に市販の草むらを載せておきます。参考にして下さい。
GREEN STUFF WORLD グリーンスタッフワールド 草むら 長さ22mm ドライグリーン 22個入
DFsucces 草 ジオラマ素材シリーズ 草むら・草丈10mm ミニチュアグラス 造形草
取り付けは木工用ボンドで問題ないですが、芝生が盛り上がっているので、上からしっかり押さえつけながら接着して下さい。軽く接着してしまうと、草むらが浮いているような感じに見えてしまうので注意して下さい。
草むらの接着を終えた状態が写真12~14になります。後から塗装をするので、小さいボンドのはみ出しを気にする必要はないです。大きくはみ出した部分だけ、つま楊枝などですくい取って下さい。




今回はここ終了です。次回は草の塗装になります。
