【初心者向け】簡単!車両に合わせた歩兵フィギュア改造方法(ドラゴン 1/35 キングタイガー)~⑱フィギュアの塗装と設置編その3~

前回はフィギュア塗装と設置について説明をしました。今回はフィギュア塗装と設置作業の続きになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!車両に合わせた歩兵フィギュア改造方法(ドラゴン 1/35 キングタイガー)~⑰フィギュアの塗装と設置編その2~

=🐣スプリンター迷彩について=

スプリンター迷彩の特徴は迷彩柄の縁が直線状で、雨のような細かい線が全体に施されています。この雨のような線がスプリンター迷彩で最も難関な部分です。この線を実際の大きさと同じように塗る場合、使いやすい細筆とかなりの忍耐力と技術が必要になります。今回は遠目で見ればスプリンター迷彩っぽく見えるように考えて塗装をしてみます。

まず迷彩柄の資料を用意します。これは、模型雑誌などの作例や資料本のイラストや写真で問題ないです。用意した資料を1/35スケールのフィギュアと同じサイズに見える程度に離して見て下さい。その時に感じた特徴を塗装に活かせば、スプリンター迷彩に見えるようになります。

距離を離して見てると、迷彩柄は茶色と緑色のカクカクと尖った感じになっていて、上下に重なる事はなく隣り合った感じになっています。基本色と比べると茶色と緑色の面積はやや少なめになっています。最大の特徴であった細かい線はハッキリとした線状に見えるのではなくノイズのような感じに見えます。

これは私が感じた迷彩柄の印象です。人それぞれ感じた物は異なると思いますが、感じた印象を基にして塗装を考えてみて下さい。

感じた印象から迷彩柄の塗装を考えてみます。

基本色の上からカクカクと尖った感じで緑色と茶色を加えていきます。茶色と緑色は上下に重ねないで、隣り合うよう密着して塗装をしていきます。基本色の面積割合が一番多くなるように意識しながら迷彩柄を加えていく事にします。

細かい線は明暗を付ける際に、ドライブラシを線と同じ向きで加えていけばそれっぽく見えそうですが、それではちょっと寂しいので筆で線を加える事にします。目立たないのにあえて塗るという事は、リアルに表現するよりも強調させたいという意思があるためだと思うので、線の太さや数はあまり意識せず、なるべく細く塗る程度にしておきます。細線は基本色部分を中心に加えていきます。

フィギュアの迷彩は塗装図に囚われてしまうと、思ったように筆を動かすのが難しくなる場合もあります。自分が見て感じた印象を基にして塗ってみると、思った以上に筆が動かしやすくなります。フィギュアの迷彩で迷っている方はちょっと試してみて下さい。

🐔下記にフィギュア迷彩について詳しく説明した記事を載せておきます。迷彩柄は異なりますが同じ考え方で塗装をしています。興味のある方は読んでみて下さい。

【初心者向け】簡単!1/35フィギュア迷彩塗装のコツと方法(タミヤ 1/35 ドイツ歩兵)~①準備編~

🐦️下記に載せた書籍は実物の軍装や装備品を使った資料集です。年代別に分けて、第二次世界大戦中の様々なドイツの軍装を再現しており、服装だけでなく装備品塗装の資料にもなります。1冊あれば便利な書籍なので、フィギュア製作に興味のある方は参考にして下さい。

=🐣降下猟兵の塗装と設置 その3=

上記で説明した方法で砲塔後部に腰かけるフィギュアの塗装をしていきます。

基本色はXF70コクピット色とXF59デザートイエローを1:1で混ぜた物を使用しています。迷彩柄の茶色はXF64レッドブラウン、緑色はXF65フィールドグレイ、細線はXF51カーキドラブを使用しています。

塗装を終えた状態が写真1、2になります。

写真1

細線は実物と比べるとかなり太く数も少ないですが、それなりの雰囲気は出たと思います。あえて強調させるために塗ったと思えば、この程度の誇張は気にならなくなります。

迷彩柄を塗った後、基本色に暗色を加えた色で凹部分を塗装し、基本色に明色を加えた色でドライブラシをして、服の形状を強調させています。迷彩柄の上から重ね塗りをするのはちょっと抵抗がありますが、この作業を行うと一気に立体感が上昇します。服の形状もハッキリするので引き締まった感じになります。

写真2

塗装したフィギュアを写真3~5のように配置します。パテ盛り時に付けたガイドに合わせて木工用ボンドで接着しています。

写真3
写真4

パテで車両とフィギュアの隙間をしっかり埋めたので、車両との一体感が増した感じがします。座ったり腰かけた状態のフィギュアは、接地面とフィギュアに隙間が空いてしまうと一体感が低下するので。パテ盛り時にしっかり対処するようにして下さい。

写真5

=🐣降下猟兵の塗装と設置 その4=

砲塔右側に立つフィギュアを塗装した状態が写真6、7になります。

写真6

ヘルメットには擬装用ネットがモールドされているので、XF49カーキを使用して軽いドライブラシでモールドを強調させています。金型の関係で側面部分のモールドがかなりヤバイですが、エッチングパーツなどで加工する気力が無かったので、ウェザリングスティックを使用した汚しで誤魔化しています。

気になる人はメッシュ状のエッチングパーツを使用したり、モールドを削るなどして対応して下さい。

写真7

塗装が終了したら写真8、9のように車両に設置します。

写真8
写真9

=🐣降下猟兵の塗装と設置 その5=

煙草を咥えるフィギュアを塗装します。煙草は伸ばしランナーで製作しています。煙草の接着には塗膜が剥がれないように木工用ボンドを使用しています。火をもらう前の状態なので煙草の先端部分は白のままです。

塗装を終えた状態が写真10、11になります。

写真10
写真11

煙草に火を付けるフィギュアの塗装を終えた状態が写真12、13になります。

写真12
写真13

塗装が終了したら写真14~16のように、互いの煙草の位置に気をつけながら配置します。

写真14

靴底がしっかり接地していると、車両とフィギュアの一体感が増します。少しの段差なら、ポーズ変更をしなくても靴底を削ったりパテでかさ上げする事で対応可能です。

写真15

軽く砲塔に寄りかかった状態にしたので、直立状態よりは自然な感じになったと思います。

写真16

今回はここで終了です。次回はフィギュア塗装と接地作業の続きになります。

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