前回は機首部分のヤスリがけの説明をしました。今回は機体の製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ハセガワ 1/72 F/A-18E スーパーホーネットを効率良く製作する~⑤ヤスリがけ編~
=🐣エアインテークの組み立て=
写真1の状態の機体部分にエアインテークパーツを写真2のように接着します。
機体後部に大きな合わせ目ができるので、写真3、4のように合わせ目にパテ盛りをします。
写真3の黒線部分はパテ盛りをする部分なのですが、水平尾翼を可動にしないで固定するならば、尾翼で隠れるのでパテ盛りをする必要はないです。
=🐣主翼の組み立て=
主翼は上下パーツを接着して組み立てるのですが、写真3のように主翼下面のパーツに穴を開ける必要があります。
説明書では左右それぞれ6箇所開けるように指示されていますが、それは主翼下の武装や燃料タンクを取り付けるパイロンを最大に取り付けた状態です。
実機の写真をみると、このパイロンが左右各2個の機体も確認できます。使用する機体の状況によって変更しているようなので、どのようにするかを決めてから穴開けをして下さい。
同時にパイロンに設置する武装などを別売りパーツでアレンジする場合は、この時点でどれを使用するか決めておいた方がいいです。説明書では武装の組み立ては最後になっていますが、燃料タンクなどは合わせ目の処理が必要になります。機体の合わせ目処理と一緒に作業をした方が楽なので、機体の組み立て終了までにはパテ盛りまではやっておいた方がいいです。
🐥ヤスリがけはいつでもできますが、パテ盛りは乾燥などで時間がかかります。燃料タンクや爆弾のような個別で合わせ目処理が必要なパーツは、早い段階でパテ盛りまでやっておくと、全体の作業がスムーズに進むのでお勧めです。
主翼の上下パーツを接着すると、主翼下面に写真4の丸で囲んだ部分のように大きな合わせ目が発生します。丸で囲んだ箇所以外にも合わせ目がありますが、そこはパネルラインとして片付けられるので処理する必要はないです。
解体下面の奥まった箇所のため、通常に飾った状態だと見る事ができません。無理にパテ盛りをする必要はないので、処理が面倒な場合はそのままでも大丈夫です。逆に失敗しても目立たないので、パテ盛りの練習にはもってこいの場所です。合わせ目処理の作業が上手くなりたいと思っている人は、ぜひ挑戦してみて下さい。
この部分の隙間は結構大きいのでヒケが発生しやすいです。モールドが直線のため、彫り直しも簡単なのでヒケが発生しないように写真5のように少し山盛りになるようにパテ盛りをした方がいいです。
🐥パテを山なりに盛った場合、表面が乾燥していても内部が乾燥していない事があります。乾燥時間は普通に盛った時よりも多めにとるようにして下さい。
今回はここで終了です。次回は機首の接着になります。
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。