【初心者向け】日本海軍艦船用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 速吸)~⑧船首の組み立て編~

前回は艦橋の製作をしました。今回は艦首部分の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】日本海軍艦船用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 速吸)~⑦艦橋の組み立て編~

=🐣艦橋部分の塗装=

前回製作した艦橋部分を写真1のように塗装します。塗装をするとエッチングパーツの状態が解りやすくなるので、上手く出来たかどうかの確認になります。最後に修正するので、ムラや塗り残しはあまり気にしないで塗装します。

写真1

=🐣クレーンの製作=

艦橋前にあるクレーンを組み立てます。クレーンの支柱部分はキットのパーツを使用して、クレーン先端部分とワイヤーをエッチングパーツで製作します。

まずはエッチングパーツに変換する部分を切り取ります。クレーンの先端部分を写真2のように切り取ります。

写真2

写真2のパーツに写真3のワイヤー部分を接着します。ワイヤーのエッチングパーツは切り離す時に曲がり易いので注意して下さい。切り離す時に、硬い物を下に敷いておくと曲がり難くなります。

写真3

まずは写真4のようにクレーンの支柱パーツを接着します。5分程放置して、軽く接着されたらエッチングパーツを取り付けます。完全に固定してからだとワイヤー部分の取り付けが困難になるので、軽く動かせる半接着状態のうちに取り付けてしまいます。

写真4

ワイヤー部分のエッチングパーツに合わせて、クレーンの幅を調節します。先に支柱部分の決められた位置に接着してから、クレーン先端部に接着していくと作業がしやすいです。エッチングパーツに合わせてクレーンの角度を決めるようにします。

先に写真5のように船体にクレーン部分を接着して安定させてから、ワイヤーのエッチングパーツを取り付けた方が作業がしやすいです。

写真5

次にクレーン下のワイヤーとクレーン先端部を写真6のように接着します。ここではクレーンの角度に合わせてエッチングパーツを接着していきます。

写真6

=🐣艦橋左右の階段=

艦橋と船体を接着したら、艦橋左右の階段を製作します。写真7のように真っ直ぐになるようにして接着します。階段部分が曲がってしまうと、結構目立つので注意して下さい。

写真7

左側の階段は写真8の丸で囲んだ部分に接着するのですが、下に給油用の通路があります。通路の上に階段が乗ってしまうは不自然なので、左側の階段は取り付けない事にします。

写真8

🐥このようにエッチングパーツを接着する箇所に、建造物がある場合がたまにあります。そのような時は建造物を削るなどの加工して取り付けるか、エッチングパーツ自体を取り付けないようにした方がいいです。無理に取り付けると、かえって不自然になる場合があるので注意して下さい。

=🐣対空砲の組み立て=

船首と船尾に対空砲があります。対空砲カバーは左右分割されたパーツなので合わせ目ができます。気になるようなら、写真9のようにパテで合わせ目の処理をして下さい。

写真9

写真10、11のように手すりや艦首のポールなどを接着した艦首部分は完成です。

写真10
写真11

艦首のポールは人によって好みが分かれると思います。キットのパーツだとやや太いですが円柱状で、エッチングパーツだと細いですが円柱ではありません。完成した姿を想像して、イメージに合う方を使用して下さい。

今回はエッチングパーツの方を取り付けましたが、やや細すぎる感じもします。気になる人は伸ばしランナーで丁度良い太さのパーツを自作してみてもいいと思います。

🐔伸ばしランナーについての記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単ディテールアップ法 ~伸ばしランナー基本編①~

【初心者向け】簡単ディテールアップ法 ~伸ばしランナー実用編②~

【初心者向け】簡単ディテールアップ法 ~伸ばしランナー応用編③~

今回はここで終了です。次回は飛行甲板のエッチングパーツの製作になります。

🐦今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ No.559 給油艦 速吸 プラモデル

青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ ディテールアップパーツ 日本海軍 給油艦 速吸専用エッチングセット プラモデル用パーツ

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