前回は白波の製作について説明をしました。今回は仕上げ作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】フルハルモデルを使用した洋上ジオラマ製作方法(ドラゴン 1/700 アリゾナ)~⑰白波の製作編~
🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。エッチングパーツも一緒に載せておくので、こちらも参考にして下さい。
プラッツ ドラゴン 1/700 WW2 1941年12月8日 真珠湾攻撃 アメリカ 戦艦 アリゾナBB-39 & 日本 九七式艦上攻撃機 2機 付属
トムスモデル 1/700 艦船用エッチング 米海軍 戦艦 アリゾナ用
プラッツ/フライホーク 1/700 WW.II アメリカ海軍艦船用 手すり エッチングパーツ
=🐣台座の塗装=
台座の木製部分にニスを塗ります。100円均一で購入した木の台座でもニスを塗れば一気に高級感が増します。
ニスを塗っていない状態が写真1になります。木製部分がそのままなのでちょっと安っぽい感じがします。

木製部分にウレタンニスを塗った状態が写真2、3になります。ニスを塗っていない状態よりも高級感が増しています。

色つきのウレタンニスを使用したので、やや茶色が強くなりましたが無色の物もあるので、素材の地色が気に入っている場合は無色タイプの物を使用してみて下さい。

🐔下記にウレタンニスを使用した台座の製作方法を載せておきます。こちらも参考にして下さい。
=🐣海面の設置=
製作した海面を台座に取り付けます。破損した場合の修復や手直しを想定して、支柱にしたプラ棒に海面プレートを乗せただけで、取り外しができるように接着はしてないです。
台座に乗せたら海面の状態や海中の色などの最終チェックをします。
海面を台座に乗せた状態が写真4~8になります。





=🐣プレートの製作=
キット付属のプレートは裏に支え板がありますが、今回は台座側面に接着するので支え板部分を切り取って使用します。
プレート全体を写真9のようにタミヤアクリル塗料X18セミグロスブラックで塗装します。

タミヤペイントマーカーX12コールドリーフで写真10のように縁と艦名部分を塗装します。タミヤペイントマーカーはエナメル系なので、はみ出してもエナメル溶剤で拭き取る事が可能です。ネームプレートの塗装は、はみ出した場合を考えて拭き取りができる塗料を選ぶ事をお勧めします。
艦番号など細かい文字の塗装は難しかったので、艦名部分だけ塗装する事にしました。

塗装が終了したら写真11のように台座に接着します。メタリック塗料は通常の塗料よりも乾燥が遅いので、完成を焦らずしっかり乾燥させてから取り付けをするようにして下さい。

=🐣完成=
ネームプレートを取り付けたら完成になります。



当てる光の色や角度を変えれば海中の色が変化するので、いろいろと試してみて下さい。




船底がぼんやりと見えるのが海面プレート独特の表現になります。透明レジンではちょっと難しい表現なので、こういった洋上ジオラマを製作をしてみたいと思った人は、海面プレートを使用した洋上ジオラマに挑戦してみて下さい。




写真23~26は日光を当てて撮影したものです。室内光を当てた時よりも南国っぽい感じが出ます。




今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。