前回で製作が終了したので、今回は簡単なまとめになります。
=🐣キットについて=
パーツ数は多いですが、初心者の方でも組み立てやすいキットだと思います。牽引ワイヤーが金属製なので少し難易度は上がりますが、キット内のパーツだけで本格的な戦車模型が製作できます。
🐦️今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タコム 1/35 Sd.Kfz.181 Pz.Kpfw.VI タイガー1 中期型・ツィンメリットコーティング プラモデル
今回の製作では、フィギュアと丸太を結んだ糸以外は、全てキット内のパーツを使用しています。
やや難易度高めの連結式キャタピラの組み立ては、誘導輪を少し可動するようにすれば、長さの調節が出来るようになるので、過不足なく自然な状態で巻き付ける事ができます。センターガイドの接着をしっかりしておかないと、車体に巻き付ける際にポロポロ取れてしまうので注意して下さい。
付属するアクセサリーパーツも多いので、箱を開けるとちょっとワクワクする感じのキットになります。アクセサリーパーツ好きな人にはたまらないキットになると思うので、気になる方はちょっとチェックしてみて下さい。
選択パーツも少なく資料を片手にパーツを選ぶ必要もないので、資料が無くても困ることはないです。別売りパーツを必要とする箇所もないので、箱の中身だけでちょっと複雑な戦車模型を製作してみたい人にお勧めのキットです。
🐦️後期型のキットも発売されています。下記に載せておくので参考にして下さい。
タコム 1/35 Sd.Kfz.181 Pz.Kpfw.VI タイガー1 後期型・ツィンメリットコーティング 2 in 1 後期型/後期型指揮車
タコム 1/35 Sd.Kfz.181 Pz.Kpfw.6 Ausf.E タイガー1 後期型/後期型指揮車・ツィンメリットコーティング 2 in 1 ミハエル・ヴィットマン ノルマンディー 1944
=🐣製作について=
製作パターンは人それぞれですが、基本塗装までは皆ほぼ同じだと思います。そこからの細部塗装や、汚し塗装、仕上げ塗装やコーティング塗装などは、各人で順序や方法が大きく変わってきます。
ある程度製作パターンが確定すると何でもない事ですが、慣れていない場合は基本塗装から先の作業が厄介で、どのように塗装すればいいのか悩んでしまう人も多いと思います。基本塗装から先の塗装は仕上がり具合に直結するので、そこで躊躇して製作がストップしている人も少なくはないと思います。
まずは、いろいろ試してみて自分に合った製作パターンを探してみて下さい。ある程度製作パターンが決まると、製作に余裕が出てくるのでちょっと難易度の高そうな作業にも挑戦しやすくなります。
エナメル塗料とアクリル塗料は互いに下地に影響なく重ね塗りが可能です。とくに溶剤で拭き取りやすく、薄めやすいエナメル塗料は重ね塗りにとても有効です。2種類の塗料を使うのは大変かもしれませんが、上手く使い分けができると塗装の幅が大きく拡がるので、興味のある方がいろいろと試してみて下さい。
装甲面が単調になりやすい場合は、オイル汚れとピグメントの付着をしてみて下さい。オイル汚れはツヤを変える事で新旧のシミになるし、塗り方を変えれば隅に溜まった湿り気のある汚れになります。また、ピグメントの付着と拭き取りを繰り返せば、表面が乾いた感じの微妙な汚れになります。
=🐣まとめ=
製作パターンが確立すると製作効率が上がって、サクサク製作が進むようになり仕上がりも安定していきます。製作に余裕ができると、難易度高めの作業にも手を出せるようになって製作の幅が拡がります。
まずはいろいろと試してみて、自分なりの製作パターンを探してみて下さい。
今回の記事はここで終了です。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。