【初心者向け】フルハルモデルを筆塗りで仕上げる(フジミ 1/700 高雄 エッチングパーツ付き)~⑬艦載機の製作編~

前回はボートダビットの製作を説明しました。今回は艦載機の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】フルハルモデルを筆塗りで仕上げる(フジミ 1/700 高雄 エッチングパーツ付き)~⑫ボートダビットの製作編~

🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣カタパルトの製作=

カタパルトはエッチングパーツの効果が高い部分になるので、し丁寧に組み立てていきます。断面が正方形になるように、折り曲げ部分を直角に曲げるようにして下さい。折り曲げさえ上手くいけば見た目は良くなるので、きれいに直角で曲げる事を重点にして加工をして下さい。

滑車などの細かいパーツも接着するのですが、接着する際に形が歪んでしまうのはもったいないので、難しいと感じたなら無理に取り付ける必要はないと思います。

カタパルトの接着が終了した状態が写真1になります。

写真1

カタパルトを取り付けたら、写真2のように艦載機を載せる台車を製作します。部品番号100のパーツは艦載機を乗せる台座なので、カタパルト上に艦載機を乗せる場合はカタバルトに取り付けて下さい。台車に乗せる場合は台車上に取り付けます。

写真2

台車はトラス構造なのでエッチングに変更する効果が高いです。艦載機を搭載しない場合でも、台車のみを甲板に設置するだけで随分雰囲気が違ってきます。製作も比較的簡単なので、台車だけでも甲板に乗せてみて下さい。

=🐣艦載機の製作=

艦載機はプロペラをエッチングに変更します。通常プロペラのエッチングパーツは中央に穴が空いているのが多いですが、この穴とキットのスピナー部分がしっかり合う事は比較的少ないです。

そのまま取り付けてしまうと、強度が低かったり、プロペラが浮いてしまうなど、上手くいかない場合が多いので、今回はエッチングのプロペラの取り付け方法を説明します。

まずは写真3のようにプロペラを接着する部分を平らにします。ヤスリなどで表面をきれいにする必要はないです。スピナー部分の突起をナイフなどで切り取って下さい。

写真3

エッチングパーツを写真4のように取り付けます。中心がズレてしまうと目立つので、ケガキ針などで目印を付けてから接着した方がいいです。

写真4

プロペラを取り付けたらスピナー部分を製作します。伸ばしランナーを写真5のようにプロペラ中心部に取り付けます。長さは後で調節するので、接着しやすい長さの伸ばしランナーを使用して下さい。伸ばしランナーは複数用意してから選んだ方が、好みの太さや大きさになりやすいです。

🐥エッチングの上から接着するので、スピナーの接着は瞬間接着剤を使用して下さい。

写真5

最後に伸ばしランナーをちょうど良い長さで切断します。スピナーが円筒状になってしまいますが、このスケールなら円筒状でも特に問題ないです。

写真6

塗装が終了した状態が写真7になります。

写真7

面倒そうですが、伸ばしランナーさえ製作してしまえば簡単に製作できます。プロペラを平面部分に接着するので強度もあります。プロペラの取り付けに迷ってる方は参考にしてみて下さい。

今回はここで終了です。次回は手すりの接着になります。

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