前回は基本塗装と迷彩塗装をしました。今回は迷彩塗装の続きになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)~⑨基本塗装編その1~
=🐣迷彩塗装のフチドリ=
写真1は迷彩塗装が終了したところですが、エアブラシで塗装したので境目がぼやけてしまっています。今回製作する機体は、迷彩の境目がハッキリしているタイプなので、筆で迷彩の縁をなぞって境目をハッキリさせていきます。
迷彩塗装で使用したタミヤアクリル塗料のXF51カーキドラブを薄めて塗っていきます。エアブラシに使用するよりも少しだけ濃いめにして塗装します。迷彩塗装の縁を軽くなぞるようにして塗っていきます。後でもう一度重ね塗りをするので、迷彩部分をフチドリする感じで軽く塗っていきます。
フチドリが終了した状態が写真2~6になります。
一度塗っただけでは境目がハッキリしないので、もう一度重ね塗りをします。二度目は縁がハッキリするように意識しながら塗装をして下さい。
二度目の縁塗りが終了した状態が写真7~9になります。
このままだとフチドリ部分の色が濃くなってしまうので、エアブラシで軽く中を塗りつぶします。一見難しそうですが、フチドリ部分に比べて大きく色が薄くなっている部分に、塗料を吹き付けるだけで大丈夫です。少量のはみ出しなら縁部分に影響はないので、迷彩塗装の色ムラを整える感じで塗装して下さい。
塗りつぶしが終了した状態が写真10~15になります。
フチドリした部分がまだ少し目立ちますが、この後コーティング塗装をしてツヤを整えると一気に目立たなくなります。コーティング塗装は細部塗装とデカール貼りが終了したら行いますが、境目の色合いが気になる人はこの時点で一度コーティング塗装をしてみて下さい。
マスキンステープやマスキングゾルを使用した場合と比べると、境目のハッキリ具合は落ちますが作業は手軽にできます。マスキングが苦手な人や、機体の形状が複雑でマスキング作業が面倒な時は参考にしてみて下さい。
今回はここで終了です。次回は細部塗装とデカール貼りになります。