前回は下地塗装前の準備をしました。今回は下地塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ハセガワ 1/72 F/A-18E スーパーホーネットを効率良く製作する~⑪塗装前の下準備編~
=🐣下地塗装=
タミヤアクリル塗料を使用して、エアブラシで下地塗装を行います。基本塗装の一色だけでもで色調に変化がでるように、下地塗装で明暗をつけておきます。サーフェイサーはモールドを埋めてしまいそうなので使用していません。
あくまでも下地塗装なので、エアブラシの使い方を練習するつもりで気楽に塗ってみて下さい。
1.黒の下地塗装
まずはXF1フラットブラックを使用して下地塗装を行います。写真1、2のようにパネルライン沿ってフラットブラックを吹き付けていきます。
キャノピー内側フレームを黒にしたい場合は、キャノピーのフレーム部分も一緒にフラットブラックで塗装して下さい。
🐥キャノピーはクリアーパーツなので、最初に塗った色が内側の色になります。コクピット周りが青や赤色の場合は、先に黒やグレーなどで塗装しておかないと、フレーム内側の色が赤や青になってしまうので注意して下さい。
裏側も写真3のように塗装します。
エアインテーク内部は影になる部分なので、写真4のようにしっかりとブラックを吹き付けます。車輪格納部などの奥まった場所や、影になる場所にも吹き付けて下さい。
次に汚れの下地塗装を行います。汚さずにきれいな仕上がりにしたい場合、この作業はやらなくても大丈夫です。
XF1フラットブラックで、写真5、6のようにランダムに点を府きる付けていきます。
点吹きの時に、丸ではなく微妙に形を崩したり、大きさを変えて変化を付けると基本塗装をした時にいい感じになります。
🐦️市販の塗装用テンプレートを使用してもいいのですが、1/72サイズだと点吹きだけで問題ないと思います。一応下記に塗装用のテンプレートを載せておくので参考にして下さい。
塗装 スプレー テンプレート 退色表現 ウェザリング 汚れ 表現 専用 ステンシルシート 戦車 プラモデル 模型 AFV エアブラシ テクスチャー (4種類セット)
燃料タンクや格納部カバーも写真7、8、9のように下地塗装を行います。別にした部分の下地塗装を忘れると、完成後にその部分だけ浮いた感じになるので注意して下さい。格納部カバーは裏側の塗装も忘れないようにします。
失敗しても、基本塗装の時に厚めに塗装して下地塗装を消す事ができるので、あまり失敗を気にしないで塗装をして下さい。
🐥爆弾やミサイルはあまり汚れるものではないので、下地塗装は行っていませんが、気になる人は武装にも下地塗装を行って下さい。
2.白の下地塗装
黒だけだと暗い部分しか表現できないので、白を吹き付けて明るい部分の下地塗装を行います。
タミヤアクリル塗料のXF2フラットホワイトを使用して、写真10、11のようにエアブラシで塗装します。特に塗る部分は決まっていないので、白黒の明暗が全体につくように塗装していきます。黒の下地塗装が大きくなり過ぎたり、形が変になった箇所があったら、ホワイトを吹き付けて修正する事も可能です。
車輪格納部はホワイトなので、写真12のように全面にホワイトを塗装します。
車輪格納部カバーの裏側も写真13のように全面ホワイトで塗装します。
燃料タンクも写真14のようにホワイトを吹き付けます。
車輪格納部カバーの表面にも写真15のように塗装します。板などに両面テープ固定する際は、裏面の塗料が剥がれないように両面テープの粘着力を弱くしてから使用して下さい。
写真16のサイドワインドーと車輪部分も忘れずに、全面にホワイトを塗装して下さい。この部分は黒の下地塗装は必要ないので、最初からホワイトを吹き付けます。
これで下地塗装は終了です。1日放置してしっかり乾燥させて下さい。
🐥下地塗装中にパテのヒケを発見してしまった場合は、下地塗装が終了した時にパテ盛りをして下さい。小さい範囲だったら、乾燥後にヤスリがけをするだけで大丈夫です。範囲が大きい場合はヤスリがけ後、下地塗装が剥がれた部分に白黒の明暗塗装を軽く筆塗りで行って下さい。
今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。