【超初心者向け】プラモデルを始めるにあたって必要な道具や塗料、経費などを解説します~②塗装道具編~

前回は工具についての説明をしました。今回は塗装道具について説明します。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【超初心者向け】プラモデルを始めるにあたって必要な道具や塗料、経費などを解説します~①道具編~

=🐣塗料について=

筆洗いが水で出来るという点で、水性塗料をお勧めします。タミヤアクリル塗料、クレオス水性ホビーカラー、クレオスアクリジョンカラーは全国の模型売り場で普通に入手できるのでこの3種類の中から選ぶ事をお勧めします。

どれを選べばいいか解らないという人のために、簡単なアドバイスをします。タミヤアクリル塗料とクレオス水性ホビーカラーは歴史も長く何十年も使用されていて、アクリジョンカラーは比較的最近発売された塗料になります。

説明書には塗装図があり、どの色を使用すればいいか説明されています。当然、タミヤから発売されているキットには、タミヤカラーで表示されています。一方、ハセガワ、アオシマなどから発売されているものはクレオスのカラーで表示されています。

同じ様な色でもメーカーによって名称が異なる場合があり、慣れないうちは、塗料指示の表示が違うメーカーなっていると混乱してしまいます。使用したい塗料が決まらない人は、タミヤの模型を多く作りたいならタミヤカラー、タミヤ以外の模型を多く作りたい場合はクレオスといった形で、製作したい模型メーカーによって決めてみるのもいいと思います。

アクリジョンカラーは塗膜が強い事が特徴ですが、発売時期が新しいためアクリジョンカラー発売前のキットには塗装指示の表示がなく、水性ホビーカラーよりも色の種類が少ないので注意して下さい。

🐥水性ホビーカラーとアクリジョンカラーは発売元が同じなので、パッケージや瓶の形状が似ています。同じ水性ですが性質がちょっと違うので、互いに混合したりうすめ液を共有する事はできないので、混同しないように注意して下さい。

3種類とも筆洗いは水で出来るのですが、塗料を薄める際はそれぞれ専用のうすめ液を使用します。塗料が濃いめの時は、筆塗りしやすい程度にうすめる必要があるので、専用のうすめ液は必要になります。サイズにもよりますが、だいたい200~300円を目安にして下さい。

=🐣塗装用の道具について=

エアブラシの使用は考えずに筆塗りのみの条件で説明します。

1.塗料皿

簡単な調合もできて筆に付ける塗料の量も調節しやすくなるので塗料皿は必要です。高価な物もありますが、クレオスの塗料皿は10枚入りで安価なのでお勧めです。

🐦下記にお勧めの塗料皿を載せておきます。参考にして下さい。

GSIクレオス Mr.塗料皿 10枚入り ホビー用塗装用具 D175

2.筆

広範囲の部分が塗りやすい平筆と、先の尖った面相筆の2種類があれば充分です。安い物だと1本100~200円ぐらいで購入できます。

🐦下記にお得な筆セットを載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ メイクアップ材 モデリングブラシHFスタンダードセット

筆と塗料皿合わせて予算500~700円を目安にすればいいと思います。

3.撹拌棒

塗料は瓶の中で2層に分離しやすくなっています。そのため、塗装前に撹拌が必要になります。撹拌するための金属製のスティックなどが販売されていますが、小さいスプーンの杖や金属製の棒、筆を逆さにして枝の部分でも代用可能なのでそちらを用意して下さい。

🐥金属製の方が塗料を拭き取りやすいので、可能ならば金属製のものを用意して下さい。

=🐣まとめ=

うすめ液、塗料皿、筆で1000円ほど予定しておけばいいと思います。かなり多めに予算を設定したので、余った分は塗料やキットの方に廻す事が可能になります。予算ギリギリまで購入するのもいいですが、余った分は他の部分に廻す事ができるので可能な限り安く済ます事をお勧めします。

今回はここで終了です。次回はキットと塗料の説明になります。

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