【初心者向け】ガンプラ(ザクⅠ)を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる(バンダイ 1/144)~⑧まとめ編~

前回で製作は終了しました。今回はまとめになります。

=🐣キットについて=

特に問題なく組み立てられるキットです。合わせ目の処理をする箇所が多いですが、比較的ヤスリがけがしやすい形状なので作業はしやすかったです。合わせ目処理が苦手な人にとってはいい練習になると思います。

写真1

とくにマスキングの必要もなく、塗装も比較的簡単にできるのでとりあえず合わせ目処理と塗装をして仕上げてみたいという方にとっては扱いやすいキットだと思います。ただ扱いやすいからといって、あまり好きではなかったり、知らない機体を製作してもモチベーションが上がらないので、それなりに思い入れのある機体を製作した方がいいと思います。

=🐣製作について=

今回は今まで記事にした戦車模型の塗装と同じ方法で行ってみました。下地塗装で明暗や、塗装剥がれ、キズなどの表現を行う事によって、基本塗装がずいぶん楽になります。

写真2

写真2のように白黒写真のようにしてから、基本塗装をやや薄めにして吹き付ける事によってグラデーションのかかった塗装にする事が可能です。

写真3

基本塗装時に塗料の濃さを変えて塗装していく必要がないので、手間や、失敗する事が少なくなります。使用する塗料も黒、白、青、緑の4色で調合する事なく吹き付けただけです。

明るい部分の白の塗装が少しコツが必要になりますが、白を塗装し過ぎた場合は、影の部分にもう一度黒を吹くことで解決できます。あとは基本塗装時に下地塗装を消さないように、塗料の薄め具合に気をつければ問題ないです。

さらに下地塗装の時に、塗装剥がれの表現を付けておけば、基本塗装終了後には写真4のような塗料剥がれが出来上がってきます。

写真4

下地塗装で失敗した場合は、基本塗装の吹き付けを多め繰り返す事によって下地塗装を消す事もできるので初心者にもやりやすい方法だと思います。

エナメルでスミ入れをする場合は、必ずパーツ同士の圧力を減らしてから組み立てる事を忘れないようにして下さい。この作業をきちんとやると、スミ入れ時のひび割れがなくなります。

写真5

=🐣まとめ=

戦車模型と同じ塗装方で塗ってみましたが、とくに問題なく完成しました。戦車模型とはスケールが異なるので、塗装剥がれの表現がややオーバースケールになった気がしますが、上手く完成できたと思います。

写真

下地塗装の段階なら失敗しても簡単にやり直しができて、基本塗装を薄めに塗装するだけでグラデーション塗装ができるので、初心者の方にお勧めです。塗装方法で迷っている方は是非試してみて下さい。

🐦今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

HGUC 1/144 HGUC MS-05BザクI (機動戦士ガンダム)

🐔今回の記事一覧を載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】ガンプラ(ザクⅠ)を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる(バンダイ 1/144)~①準備編~         
【初心者向け】ガンプラ(ザクⅠ)を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる(バンダイ 1/144)~②組み立て編 その1~           
【初心者向け】ガンプラ(ザクⅠ)を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる(バンダイ 1/144)~③組み立て編 その2~           
【初心者向け】ガンプラ(ザクⅠ)を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる(バンダイ 1/144)~④下地塗装編~           
【初心者向け】ガンプラ(ザクⅠ)を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる(バンダイ 1/144)~⑤基本塗装編~           
【初心者向け】ガンプラ(ザクⅠ)を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる(バンダイ 1/144)~⑥細部塗装とコーティング塗装編~          
【初心者向け】ガンプラ(ザクⅠ)を戦車模型と同じ塗装法で塗ってみる(バンダイ 1/144)~⑦スミ入れと仕上げ編~           

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