【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~⑯デカール貼り編~15~17日目

前回は1回目のコーティング塗装の説明をしました。今回はデカール貼りをします。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~⑮コーティング塗装編~14日目           

=🐣今回の作業について=

デカール貼りはトータルで2時間半かかったので、今回は15日~17日分を一緒に説明します。最後に2度目のコーティング塗装を行って、トータル3時間の作業としています。

=🐣デカール貼り作業=

1.使用する道具

タミヤのマークフィットを使用します。の通常タイプ以外にハードタイプも用意しておくと便利です。綿棒とティッシュペーパー、デカール貼り専用のピンセットがあるとさらに作業が楽になります。

🐦下記にデカール貼りの道具を載せておくので、参考にして下さい。

マークフィット (40ml)

TAMIYA マークフィット ハードタイプ メイクアップ材シリーズ No.135【87135】

タミヤ クラフトツールシリーズ No.52 デカールピンセット プラモデル用工具 74052

2.デカールの貼り方

写真1の部分にデカールを貼っていきます。

写真1

まずはデカールを貼り付ける箇所に写真2のようにマークフィットを塗ります。

写真2

デカールを写真3のようにマークフィットを塗った部分に貼ります。

写真3

デカールの上からもう一度マークフィットを塗り、1分ほどたったら軽く水でぬらした綿棒で空気が入らないようにしながら、デカールの上から押し付けてマークフィットを拭き取ります。写真4のように水気がなくなったら終了です。この時にデカールがズレないように注意して下さい。

🐥ズレた場合は水を多めにデカール部分に付けて、デカールを浮かしてから修正します。無理に剥がそうとするとデカールが切れてしまうので気をつけて下さい。

写真4

平面部分はマークフィットの通常タイプで問題ないですが、段差やパネルラインの上にデカールを貼る場合は、ハードタイプも用意しておいた方がいいです。

ハードタイプはアクリル塗料の塗膜に影響する場合があるので、最初は通常タイプを塗ってデカールを貼り付け、ハードタイプはデカールの上に塗るときだけ使用します。1~2分放置してデカールが柔らかくなったら、段差やパネルラインの部分を湿った綿棒で押し付けて密着させます。

🐥乾いた綿棒を使用すると、綿棒自体にデカールが付いてしまい取れてしまう場合があるので、少し水に濡らして使用します。

左右対称のデカールが多いので、機体左右のデカール位置に気をつけながら、全てのデカールを貼ります。今回はデカールが多めの機体だったので2時間以上かかりましたが、デカールの少ない機体だと作業時間は短くなります。写真5、6はデカール貼りが終了した状態です。

写真5
写真6

3.反省点

機首部分の国籍マークにかかるストライプの色が、尾翼やコクピット部分の青と同じにならないといけないのですが、やや異なってしまいました。青の部分は塗装で仕上げたつもりでしたが、一部こういったデカール部分があるので作業時には注意して下さい。

目立つ部分ですが、気になる程ではなかったので今回はそのままにしました。一部デカールに塗り分けの色が入っている場合は、塗り分け部分の色を調合してなるべくデカールの色に近づけるようにした方がいいと思います。

=🐣コーティング塗装(2回目)=

写真7のように車輪格納部カバーを先に接着します。

写真7

最終的につや消しにしたいので、タミヤアクリルのXF86フラットクリアーを吹き付けます。ここは好みになるので、半光沢にしたい場合はX35セミグロスクリアーを吹き付けます。コーティング塗装をすると、写真8のようにデカールのテカリが落ち着きます。コーティング塗装はデカール部分のみでなく全体に吹き付けるようにします。

写真8

🐥デカールの保護の他にツヤを整える効果もあるので、デカールを貼ったあとにコーティング塗装をする事をお勧めします。

今回はここで終了です。コーティング塗装終了まで3日かかりましたが、これはデカールの多さに関係するので参考程度にしてください。

次回はクリアーパーツの接着とスミ入れです。

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