【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~④コクピット製作編その2~3日目

前回はコクピッの製作の説明をしました。今回はコクピット製作の続きになります。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~③コクピット製作編その1~2日目          

=🐣コクピットの製作=

1.計器板の塗装

計器板を写真1のようにXF1フラットブラックで塗装します。塗り分けは説明書を参考にします。

写真1

🐥キャノピーを閉じた状態だと、コクピットの中はあまり見えないので多少のはみ出しは気にしなくて大丈夫です。開状態にする場合ははみ出しに注意して丁寧に仕上げて下さい。

計器板やスイッチを目立たせるために、XF55デッキタンでドライブラシをします。ドライブラシとは、乾いた筆にごく少量の塗料を付けて軽く叩くように塗る作業です。ドライブラシは凸部に塗料がのるので、凹凸をハッキリさせたい時に使用します。

ドライブラシの後、モニター部分を写真2のようにX11クロームシルバーで塗装します。

写真2

シルバーを塗った箇所に、写真3のようにX25クリアーグリーンを塗装してら計器板は完成です。

写真3

2.座席の製作

座席の塗装をします。パイロットを乗せる場合は、この時点でパイロットの塗装をしておきます。このキットにはパイロットは付属していないのでパイロットを乗せたい方は、別売りのものを購入するか、他のキットに付属しているパイロットを使用して下さい。

🐦簡単なディテールアップがしたい方は、シートベルトを付けてみるのもいいと思います。下記に載せておくので、参考にしてください。作業は簡単ですが効果は大きいです。

ファインモールド 1/72 ナノ・アヴィエーションシリーズ 現用機用シートベルト1 F-14・F/A-18用 プラモデル用パーツ NA7

写真4

塗装したらコクピット部分に接着しますが、後部座席は接着しない方がいいです。写真5では接着していますが、後部座席を先に接着してしまうと、この後の工程でコクピットの一部パーツが接着できなくなるので接着はやめておいた方がいいです。

写真5

3.機首部分の組み立て

機首部分の組み立て前に下準備をします。まずは機首パーツの裏を写真6のように、XF53ニュートラルグレイで塗装します。

🐥この部分は目立たないので、筆ムラは気にしなくて大丈夫です。

写真6

コクピットの下に前脚格納部を接着するのですが、押し出しピンの跡が邪魔でしっかり接着できないので、写真7の赤い丸で囲んだ部分の押し出しピン跡をナイフや平ノミで平らにします。

🐥押し出しピンとはプラスチックを金型から外す時に、金型からピンを出して外します。そのピンの跡がパーツに残ってしまったのものが、押し出しピン跡になります。

写真7

押し出しピン跡を切り取ったら前脚格納部を接着します。写真8のように隙間がないようにして接着します。

写真8

コクピット部分を機首パーツで挟み込んで、写真9、10のように接着します。仮組みをしっかりして、パーツ同士の干渉などを確かめて隙間のないように接着します。干渉する時はパーツを削るなどして調整します。

写真9
写真10

ここで時間になったので終了です。次回は機首部分の製作になります。

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