【初心者向け】簡単!20分でできる排気管の汚し塗装②

前回は下地塗装まで終了しました。今回は続きになります。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!20分でできる排気管の汚し塗装①

=🐣排気管の汚し塗装(続き)=

黒のパステルでの下地塗装まで終了しました。

写真1

5.焼けた鉄の表現

次に焦げ茶色のパステルと茶色のパステルを削って、塗料皿に入れます。

写真2

🐥塗料皿が汚いですが、これは茶色系のパステル用塗料皿です。パステル用の塗料皿を作っておくと、塗料皿を洗う必要もなく作業が楽になります。

焦げ茶色と茶色のパステルを適度に混ぜて、排気管に塗りつけます。この時は溶剤をつけずに乾いた筆で、叩くようにして排気管にパステルをつけていきます。一度では上手くパステルが付かないので、何度か繰り返してパステルを付けます。この時にパステルの色合いを小まめに変えていくといい感じになります。

写真3

6.スス汚れの表現

排気ガスが出る場所周辺にスス汚れを付けていきます。黒のパステルを乾いた筆に付けて、排気口周辺を筆で叩きくような感じでパステルを付けていきます。

写真4

排気管の一番上に付いている円盤状のものは排気口カバーです。排気口カバーの下に排気口があります。

排気口が車体横に付いている車両や、航空機などは排気ガスの流れにそって車両や機体にスス汚れが付く場合があります。これも黒パステルで再現できます。排気ガスの流れは車両によって異なるので、資料などをみて確認してから作業する事をお勧めします。

7.オイル染みの表現

タミヤエナメル塗料のX26クリアーオレンジとXF1フラットブラックを混合して、オイル染みの塗料を作ります。光沢がきついと目立つので、フラットブラック混ぜる事で半光沢にします。クリアーオレンジ:フラットブラックをおよそ2:1の比率で混ぜます。塗料が濃い場合はエナメル溶剤で薄めます。

少量を筆にとってオイル染みを付けます。染みの大きさや、位置がランダムになるようにします。後から修正できるので失敗を気にせず、オイル染みを付けていきます。

写真5

8.仕上げ

このままだと、オイル染みが目立つのでもう少し古い汚れのようにします。作業5、作業6で説明した事を、もう一度オイル染みを付けた部分に行います。今回は筆に付けるパステルは少なめにします。オイル染みの上から、軽く叩きくような感じでパステルを付けていきます。排気口周辺は黒いパステルを使用します。

オイル染みを失敗した箇所は、上からパステルを多めに付けて染みを消してしまいます。その後、もう一度オイル染みを付けてやり直す事ができます。

写真6
写真7

最後に車体に付いたパステルを取り除きます。多めに溶剤を含ませた筆で流していきます。その後、車体に残っている溶剤とパステルを乾いた筆で拭き取っていきます。この時に排気管に溶剤を付けないように注意します。これを2~3回繰り返すとパステルが取れます。少しパステルは残りますが、それはそれでいい感じの汚しになります。車体にパステルが付くのがいやな時はマスキングをしてから作業すると上手くいきます。

写真8

排気管を手で触ると少しパステルが取れてしまいますが、手が触れる場所でもないので問題ないです。パステルが取れた場合はもう一度作業すればいいので上からコーティングをする必要はありません。

これで終了になります。だいたい20分ほどで終了する作業です。慣れていなくても30分ほどでできる作業なので、排気管の塗装に困っている方は試してみて下さい。

🐦️下記に市販のパステル粉セットを載せておくので、参考にして下さい。パステルを削るのが面倒な人はこちらを使用してみて下さい。

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