【初心者向け】簡単!20分でできる排気管の汚し塗装①

今回は排気管の塗装について説明します。戦車の排気管で説明しますが、プロペラ機の排気管にも使えるので是非参考にして下さい。

=🐣排気管の汚し塗装=

1.排気管の汚れについて

排気管は高温になるので、鉄が黒や、茶色に変色した感じになります。また、排気口付近は排気ガスのためススが付いた状態になります。

2.必要な道具

1.黒、焦げ茶色、茶色のパステル=パステルは文具屋や、百円均一のお店で購入する事ができます。

2.アクリル溶剤=パステルを定着させるために使用します。

3.金属ヤスリ=パステルを削るのに使います。

4.筆=パステルを塗るときに使用します。2、3本用意しておくと作業が楽になります。新品よりも、使い古した筆の方が使いやすいです。

5.エナメル塗料=簡単なオイル染みを表現します。X26クリアーオレンジ、XF1フラットブラックを使用します。

以上の5種類を用意します。

3.基本塗装

今回はライフフィールドモデルのタイガー戦車を使用しています。排気管をエナメル塗料のXF64レッドブラウンで塗装しています。排気管の色は説明書に指定された色で塗装して問題ありません。

写真1

全体にXF86フラットクリアーでコーティング塗装をした状態が上の写真になります。ここまでは通常の組み立てと塗装作業になります。

4.黒のパステルで下地塗装

ここから汚し塗装に入ります。まずはヤスリで黒色のパステルを削って塗料皿に入れます。

写真2

塗料皿がずいぶん汚いですが、これはパステル用に使用している塗料皿です。パステル用の皿を作っておけば、洗う必要もなく余ったパステルは次回に使用できるので便利です。黒色用と、茶色用2種類用意しておくとさらに便利です。

削ったパステルにアクリル溶剤を混ぜて、下地塗料を作ります。今回は排気管全体に塗るので、サラサラではなくペースト状にします。パステルは溶剤に溶けないので、ペースト状にしないとうまく塗る事ができません。

ペースト状のパステルを排気管全体に塗っていきます。筆を叩きつけて塗るような感じで塗り残しがないように塗っていきます。

写真2

塗り終わった直後に撮影したので、溶剤が乾いてない箇所が光っていますが乾くと完全なつや消しになります。

🐥溶剤を入れすぎてうまく塗れない時は、削ったパステルを継ぎ足して調節して下さい。

 

ここまでの作業はパステルを削る時間も入れて5分ぐらいです。全体の作業自体は20分ほどで終わりますが、説明をしていくと長くなるので今回はここで終了します。続きは次回になります。

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