【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)~⑨泥汚れ編~

前回はデカール貼りとコーティング塗装まで作業をしました。今回は泥汚れの製作をします。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)~⑧細部塗装とデカール貼り編~

=🐣汚し塗装について=

以前にM18ヘルキャットの製作をした時は、あっさりした砂埃の汚しをしました。今回は激しく泥汚れを付けていきたいと思います。泥汚れは車体下部の合わせ目や、キャタピラの焼き止め跡を目立たなくしてくれるので、合わせ目の処理や、キャタピラの焼き止めを失敗した時にはお勧めです。

🐔M18ヘルキャット制作時の汚し塗装の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~⑮汚し塗装編~

=🐣泥汚れの製作=

塗料皿に泥汚れの材料を写真1のように乗せていきます。

写真1

中央にある粉状の物は、モーリンから発売されているクラフトサンドでザラザラした質感をだします。

あとはタミヤテクスチャーペイントのダークアース、ライトサンド、草のカーキを一緒に混ぜ合わせます。

🐥テクスチャーペイントの草を多めに入れると、草が混ざった泥汚れができます。

🐦今回使用した泥汚れの素を下記に載せておきます。参考にして下さい。

モーリン AF-05 クラフトサンド (0.1~0.3mm) ナチュラル 500ml プラカップ

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.117 情景テスクチャーペイント (草 カーキ)

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.109 情景テスクチャーペイント (土 ダークアース)

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.110 情景テスクチャーペイント (砂 ライトサンド)

塗料皿にのせた材料を調合スティックや筆で、写真2のように混ぜ合わせていきます。

写真2

これで泥汚れは完成です。

=🐣泥汚れの付着=

製作した泥汚れを車体に付着させます。筆先が広がった古い筆を使用すると作業しやすいです。筆で写真3~6のように泥汚れを付けていきます。くれぐれもやり過ぎには注意して下さい。

写真3
写真4
写真5
写真6

塗るというよりは、盛り付ける感じで作業をすると上手くいきます。合わせ目処理に失敗した箇所があったら、その部分にも泥を盛り付けます。転輪は回転しているので汚れはするけど、上に泥が盛る事はないです。転輪の上に泥を盛ってしまったら、綿棒などで拭き取った方がいいです。

=🐣スミ入れ=

スミ入れ用塗料で写真7、8のようにスミ入れをします。エナメル溶剤で拭き取る時は必ず上から下に筆を動かすようにします。すると拭き残しが雨垂れのようになります。スミ入れの拭き取りは汚れが流れる方向に筆を動かします。

写真7
写真8

🐦今回使用したスミ入れ用塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ スミ入れ塗料&溶剤【ダークブラウンtm140 】【エナメル溶剤X-20】セット

車体全体にスミ入れをしているので、泥汚れの部分にもスミ入れをします。車体にスミ入れをして泥の部分がそのままだと、泥部分が浮いてしまう感じになるので注意して下さい。

泥汚れのスミ入れは、スミ入れ用塗料を流し込むだけで大丈夫です。流し込み過ぎたと思った箇所は、エナメル溶剤で軽く拭き取って下さい。写真9、10のようにスミ入れをして、泥汚れに立体感を付けます。

写真9
写真10

今回はここで終了です。次回は汚し塗装の続きになります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)

~①準備編~

~②キャタピラの焼き止め編~

~③足回りの組み立て編~

~④車両内部の組み立て編~

~⑤車両内部の塗装編~

~⑥車体と砲塔の組み立て編~

~⑦下地塗装と基本塗装編~

~⑧細部塗装とデカール貼り編~

~⑩汚し塗装編~

~⑪おまけ編~

~⑫まとめ編~