今回は今年1月に発売されたタミヤの最新キット、アメリカ陸軍駆逐戦車M18ヘルキャットの製作方法を説明していきます。
=🐣キットについて=
第2次世界大戦中に登場したアメリカ陸軍の駆逐戦車を精密に再現したキットです。金属パーツは入っていないので、通常のプラスチック用の接着剤のみで組み立てが可能になっています。
細かいパーツはありますが、特に問題なく初心者の方でも普通に組み立てる事ができます。しかし、オープントップなので塗装の順番をどうすればいいか?デカールを貼る位置がちょっと面倒な箇所なのでどうすればいいか?などちょっと悩んでしまう箇所があります。
今回は製作中に悩んでしまうような箇所を中心に説明していきたいと思います。
🐦今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.376 アメリカ駆逐戦車 M18 ヘルキャット プラモデル 35376 成形色
=🐣使用する道具=
1.組み立て用の道具
模型用ニッパー、デザインナイフ、プラスチック用接着剤は必要になります。クリアーパーツがあるので、木工用ボンドまたはクリアーパーツ用の接着剤があると便利です。細かいパーツ用のピンセットもあれば、作業が楽になります。
合わせ目の処理する箇所が少々あるので、合わせ目を消したい場合はラッカーパテと600~800番ぐらいの紙ヤスリが必要になります。
🐦最近、タミヤのゲートカット用のニッパーを購入したのですが、とても使い勝手が良くてお勧めです。下記に載せておくので参考にして下さい。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー (ゲートカット用) 74123
2.塗装用の道具
基本塗装はタミヤアクリル塗料を使用します。一部の細部塗装や、スミ入れはタミヤエナメル塗料を使用します。製作記事中の塗料の番号はすべてタミヤカラーの番号になります。
下地塗装、基本塗装、コーティング塗装はすべてエアブラシを使用します。
デカールの貼る位置に大きなモールドがあるので、デカール軟化剤が必要になります。今回はタミヤマークフィットのノーマルタイプとハータイプを用意しておきます。
3.ディテールアップ用の道具とパーツ
今回は簡単なディテールアップとして、機関銃の銃口の穴開けとアンテナの製作をします。簡単なのでやってみようと思う方は、0.5㎜のドリルとピンバイスを用意して下さい。
荷物があった方がアメリカ戦車らしくなるので、別売りの荷物パーツのセットを使用します。組み立てやデカールで失敗した箇所は、荷物パーツで隠す事ができるので用意しておいて損はないと思います。
🐦下記に今回使用する別売りの荷物セットを載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.229 連合軍 車輛アクセサリーセット プラモデル 35229
今回はこれで終了です。次回から製作になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法
~①準備編~
~②車体下部の組み立て編~
~③車体内部の塗装編~
~④車体上部の組み立て編~
~⑤砲塔内部の組み立て編~
~⑥砲塔内部の塗装編~
~⑦車体装備品の製作編~
~⑧砲塔の組み立て編~
~⑨下地塗装編~
~⑩基本塗装編~
~⑪デカール貼り編その1~
~⑫デカール貼り編その2~
~⑬コーティング塗装編~
~⑭スミ入れ編~
~⑮汚し塗装編~
~⑯仕上げ編~
~⑰おまけ編~
~⑱まとめ編~