前回ですべて完成しました。今回は簡単なまとめになります。
=🐣キットについて=
最新のキットだけあって、ストレスなく最後まで組み立てる事ができます。合わせ目の処理は車体前部の一部と砲尾の部分なので、合わせ目の処理をした事がない人でも簡単にできると思います。
組み立ては簡単ですが、車体内部や砲塔内部など組み立て途中で塗装しなくてはいけない箇所もあるので、説明書をよく見ながら製作して下さい。オープントップ車両は、塗装と組み立てを考えながら製作をしないといけないので大変ですが、完成すると内部を簡単に覗く事ができるので見応えがあります。
デカールは軟化剤を使用した方が上手く貼れるので、軟化剤は用意しておいた方がいいです。デカールに切れ込みも入っているので、通常のデカールよりは貼りやすくなっています。
=🐣汚しや装備品について=
荷物などは付属していないので、そのままだとあっさりした感じになります。アメリカ軍の車両は荷物いっぱいのイメージが強いので、別売りの荷物セットを使用する事をお勧めします。
汚しや荷物の積載がなかなか良い感じにならなくて困っている人も多いと思います。汚し塗装や荷物積載の程度を、どのようにすれば上手くいくのか迷っている人に簡単なコツを説明します。
実物の写真、自分の作品、雑誌などに載っている作例など、なんでもいいので基準となる見本を用意します。ただし、自分で丁度良い感じだと思ったものではなく、もう少し汚すと自分好みとか、少し汚し過ぎかなと感じたものを見本にします。
例え話になりますが、木の写真を見せられて、葉の数が同じぐらいの感じで木の絵を描いて下さいと言われるよりも、これよりも葉が少ない感じとか、これよりも葉を多めにと言われた方が描きやすいと思います。
なので、ちょっと汚しや荷物が足りないかなと感じたり、もう少スッキリした方が好みという感じのものを参考にして、自分好みの車両になるように汚し塗装や荷物積載などの調節をしてみて下さい。
=🐣まとめ=
10回程度の記事で終わる予定でしたが、思ったより長くなってしまいました。その分細かく説明出来たと思うので、製作に迷った時は参考にしてみて下さい。
誰でも上手く製作できる簡単なキットという訳ではないですが、説明書の先読みをして焦らずに製作していけば、初心者の方でも良い感じに仕上げられるキットだと思います。
密閉型の砲塔を持つ車両よりは難易度が高いと思うので、ちょっと難しいキットに挑戦してみようかなと思っている人にはピッタリのキットだと思います。機会があったら是非製作してみて下さい。
🐦今回製作したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.376 アメリカ駆逐戦車 M18 ヘルキャット プラモデル 35376 成形色
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法
~①準備編~
~②車体下部の組み立て編~
~③車体内部の塗装編~
~④車体上部の組み立て編~
~⑤砲塔内部の組み立て編~
~⑥砲塔内部の塗装編~
~⑦車体装備品の製作編~
~⑧砲塔の組み立て編~
~⑨下地塗装編~
~⑩基本塗装編~
~⑪デカール貼り編その1~
~⑫デカール貼り編その2~
~⑬コーティング塗装編~
~⑭スミ入れ編~
~⑮汚し塗装編~
~⑯仕上げ編~
~⑰おまけ編~