前回で完成したので、今回は簡単なまとめになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】水性塗料でカーモデルを銀塗装してみる(ICM メルセデスベンツG4)~⑩仕上げ編その2~
=🐣キットについて=
今回使用したキットは1/35なので、カーモデルというよりはAFVモデルの部類に入るかもしれませんが、銀塗装が似合う車両として製作してみました。
パーツ分割がカーモデル的ではないので、合わせ目の処理が必須になってしまいます。あまり慣れていない人はパーツ分割がある程度しっかりしている1/24のカーモデルをお勧めします。
擦り合わせをしっかりすれば問題ないですが、いい加減にしてしまうと隙間やズレが発生するので擦り合わせはしっかりとして下さい。
🐦️下記に今回使用したキットを載せておきます。参考にして下さい。
ICM 1/35 ドイツ軍 G4高官用乗用車 1939年 withフィギュア プラモデル
=🐣スーパーファインシルバー=
今回銀塗装で使用したクレオスから発売されているスーパーファインシルバーは、気軽に入手できる水性塗料の中では一番きめ細かい粒子になっていると思います。ラメっぽい感じが苦手な人にはお勧めです。
金属的な質感が強いので、無塗装の航空機などには向いていると思います。そのため、カーモデルだと大きさによってはシルバー塗装状態というよりも、無塗装状態に見えてしまう場合があります。
1/48などのミニスケールだとコーティングをする必要はないと思いますが、1/24の大型車や1/12などの大型キットはクリアーコーテングなどをして金属的な感じを消した方がいいと思います。水性ホビーカラーの通常のシルバーは、ラメ表現がありますが比較的粒子が細かいので、塗装的な銀を表現したい場合はそちらも試してみて下さい。
🐦️今回の銀塗装とコーティングで使用した塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。
スーパーファインシルバー HSM01 10ml【GSIクレオス AQUEOUS 水性ホビーカラー プラモデル 塗料】
GSIクレオス 新水性ホビーカラー クリアー 光沢 10ml 模型用塗料 H30
=🐣まとめ=
銀色の輝きやツヤの状態にこだわりがなければ、水性塗料でも充分にカーモデルの銀塗装が可能です。シルバー塗料の数が少ないので、仕上がりの選択が少ない事とメッキ調の塗料が少ないのが難点です。水性塗料ではどうしても窓枠やライトのメッキ調表現は難しいので、今回は重ね塗りが可能なエナメル塗料のシルバーを使用しました。
町中を走行している実車を見れば分かると思いますが、銀塗装といってもメーカーや車種によって色合いや輝きが異なります。イメージした仕上がりで完成できるように、いろいろな塗料を試したり下地の色を変えてみるなどをしてみて下さい。
銀塗装は難しいように感じられますが、指紋が目立たないのできれいにカーモデルを作りたい人にはお勧めです。指紋が気になってしまう人は銀塗装を試してみて下さい。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。