前回で製作は終了したので、今回は簡単なまとめになります。
=🐣キットについて=
今回はミニアートから発売されている路面電車を製作しました。車体が箱組みなので、後半に大きな歪みが出ると覚悟していたのですが、結局歪みもなく思っていた以上に組みやすいキットでした。
取り付けガイドの合いが悪い箇所がいくつかありますが、取り付けガイドを削って接着すれば問題ないです。
部品数は比較的多めですが、エッチングパーツなどは付属していないので難易度は高くないです。窓が大きく電飾をしなくても室内がハッキリ見えるので、室内の塗装はしっかりするようにして下さい。マスキングがちょっと面倒ですが、曲面ではないので難しくはないです。
生産休止製品ではないですが、輸入品のため常に店頭に在庫しているキットではないので、興味のある方は見かけた時に購入しておく事をお勧めします。
🐦️今回製作したキットと同じタイプの路面電車を下記に載せておくので参考にして下さい。今回使用したフィギュアや、ベンチなどのアクセサリーも付属しているのでかなりお得なキットになっています。
=🐣電飾について=
今回は市販の電飾セットを使用しました。箱から出すだけ電飾ができるので、気軽にに電飾を楽しむ事ができます。
🐦️今回使用した電飾セットを下記に載せておきます。電飾に賞味のある方は参考にして下さい。
しかし、LEDの大きさは決まっているので、使用できるキットや発光させる部位が限定されてしまいます。スイッチは一つしかないので、複数のLEDを仕込んでも全灯か全消の二択になってしまい、一部分だけを発光させる事はできないのが難点です。
LEDの大きさが選べないので、キットをLED合わせて加工する必要があります。内部に設置するスペースの余裕があるかをを事前にしっかり確認するようにしてください。。内部のスペースにそれなりの余裕があれば、LEDの設置も楽になるので配線用の穴を開けるだけで簡単に電飾を仕込む事ができます。
細かい部分を発光させたり、弱い光りにするのは難しいので、小スケール車のヘッドライト、航行灯、コクピットパネルの発光などには不向きです。逆に広範囲を照らす事は向いているので、建物や客船など窓が多いキットにはお勧めです。
電気回路を自作すればかなり自由度が増しますが、初めての電飾作業でそうそうできるものではないので、まずは気軽に電飾セットを使用して模型を発光させる楽しさを体験してみて下さい。
🐦️本格的な電飾を始めたい方には下記に載せた本をお勧めします。模型の電飾について詳しく記載された書籍は珍しいので、興味のある方は読んでみて下さい。
=🐣まとめ=
電飾は一見難しそうですが、配線や電池ボックスを隠すという事を考えなければ、結構楽に電飾を仕込む事が可能です。
配線が丸出しだと完成度が落ちると思う人も多いと思いますが、光るというだけで満足感は高くなります。客船の船底や側面から大胆にコードが伸びていても、いざ発光させてみればコードの事は忘れてしまう程の感動はあると思います。
最初はスイッチや配線の位置はあまり気にしないで、発光させる事を重点にして製作してみて下さい。慣れてきたら、配線を隠す事や電気回路の自作を考えていけばいいと思います。
🐦️下記に電飾セット付きのキットを載せておきます。電池以外は用意する必要がないので、配線などを考えるのが面倒な人にはこちらをお勧めします。
童友社 1/700 凄!プラモデル 第22弾 R.M.S.タイタニック LEDセット 色分け済みプラモデル
今回の記事はこれで終了になります。手元に光らせたら良い雰囲気になりそうなキットがあったら、是非電飾に挑戦してみて下さい。きっと模型製作の幅が拡がると思います。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。