前回は車体下部の製作をしました。今回は車体内部の製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ミニアートの路面電車キットに電飾を仕込む(ミニアート 1/35 路面電車)~②車体下部の組み立て編~
=🐣車体下部の塗装=
車体下部や足周りは形状が複雑なので、完成後に塗装すると塗り残しが発生しやすくなります。パーツの成形色が薄いグレーなので、塗り残しがあるとそれなりに目立つので、車体下部と足周りを黒で塗装する事にします。
まずは車体前後のパーツを写真1のように接着します。
接着したら、タミヤアクリル塗料XF1フラットブラックを写真2のように吹き付けます。パーツの隙間など塗り残しのないようにしっかりと吹き付けます。足周り部分も忘れないようにブラックで塗装します。
塗装が終了したら、写真3のように車体下部と足周りパーツを接着します。
横から覗いても写真4のように塗り残しが見えないようにすると、この後の基本塗装が楽になります。
=🐣座席の組み立て=
今回は写真5の乗客と乗員のセットを使用します。乗員は運転手以外は外に配置するので、完成後に組み立てても問題ないですが、座っている乗客と運転手は外装パーツを取り付ける前に、組み立てと塗装を済ましておく必要があります。
🐦️今回使用しているフィギュアを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ミニアート 1/35 ドイツ民間人 着座姿勢 30年代/40年代 5体入
早い段階からフィギュアの製作を始めておくと、慌てて作業をする事がなくなり塗装などが丁寧になるので、なるべく早めから製作しておくことをお勧めします。
🐦️下記に今回使用しているキットと同じタイプの製品を載せておきます。上記のフィギュアセットやベンチなどのアクセサリーが同封されているお得なキットになっています。興味のある方は参考にして下さい。
まずは写真6のように片側の座席を組み立てます。
座席に座らせるフィギュアを組み立てて、写真7のようにフィギュアが違和感なく座らせる事ができるか確認をします。足が少し浮いてしまいましたが、1~2㎜程度なら窓から見ても解らないのでそのまま製作する事にします。
残りのフィギュアも組み立てて、写真8のように座席にフィットするか調節や確認をします。
女性のフィギュアは写真9のように、腰の部分で大きな隙間が発生します。この部分は目立つので処理をした方がいいです。
隙間が深い場合は、ヒケの少ないエポキシパテを使用した方が楽に隙間埋めをする事ができます。エポキシパテで隙間を埋めた後に、ラッカー系溶剤を付けた筆でパテの表面を撫でると、表面が滑らかになるのでヤスリがけの必要がなくなります。ヤスリがけが難しいフィギュアの隙間埋めには、エポキシパテをお勧めします。
すべてのパーツを接着して、隙間埋めをした状態が写真10になります。
フィギュアの塗装は、内装の塗装が終了するまでに済ましておくようにします。時間はそれなりに余裕があるので、ゆっくり丁寧に塗装するようにしてください。
=🐣窓ガラスの取り付けについて=
窓ガラスはクリアーパーツになっています。クリアーパーツを先に接着してしまうと、内側と外側にマスキングをする必要がでてきます。
マスキングを2度行うのは面倒なので、内側はクリアーパーツを接着する前に塗装を行い、内部の塗装が終了したら窓パーツを接着して、外側だけをマスキングして基本塗装をするようにします。
今回の路面電車キットには、写真11のように内側に格子がある窓が数多くあります。
この格子のせいで窓ガラスを塗装後に接着するのが難しくなりそうですが、写真12のようにスライドさせて格子の隙間から取り付ける事が可能なので、塗装後に取り付ける事にします。
今回はここで終了です。次回は運転席の製作になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。