前回はデカール貼りを行いました。今回は退色表現について説明します。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~⑥デカール貼り編~
=🐣塗料剥げの表現=
塗料の剥がれをタミヤエナメルX11クロームシルバーで塗装します。筆で塗料が剥がれそうな箇所につけていきます。細筆のほうが細かい表現ができて自然な感じになります。
彩雲は機体左側から搭乗するので、胴体部分は写真1のように左側の方が塗装剥がれが多くなります。
🐥エナメル塗料で剥がれ塗装をすると、失敗した時にエナメル溶剤で拭き取りが可能です。細部の塗装がちょっと苦手な方は、基本塗装はアクリルで細部塗装はエナメルにすると、溶剤で簡単に拭き取れるので失敗を気にせず塗装ができます。
🐔アクリル、エナメルの使い分けについての記事を下記に載せておきます。参考にしてください。
『初心者向け』プラモデル製作時のお勧め塗料③~おまけ編~
=🐣コーティング塗装(2回目)=
ここで2度目のコーティング塗装をします。コーティング塗装の前にプロペラ、前脚格納部カバーを機体に接着します。燃料タンクは機体下部のスミ入れが終了したら接着します。その後XF86フラットクリアーをエアブラシで吹き付けます。デカールの保護とツヤを整えるためでもあるので、デカール部分にもしっかり吹き付けます。
可能ならば丸1日乾燥させてください。
=🐣退色表現=
強い日差しや、潮風で塗料が色褪せている表現をします。彩雲は大戦末期の航空機で、空母ではなく陸上での運用がほとんどだったので、あまり色褪せたりしなかった可能性もありますが塗装法の説明なのでしっかり退色表現を行います。
タミヤエナメルXF2フラットホワイトを写真5、6のようにランダムに塗っていきます
フラットホワイトを塗り終えたら、エナメル溶剤でフラットホワイトをきれいに拭き取っていきます。写真7、8は拭き取った後のものです。
もう少し退色させたい箇所があったら、そこ場所に再びフラットホワイトを塗り溶剤で拭き取ります。それを繰り返して行い、自分がイメージしたぐらいに色褪せができたら終了です。
🐔以前書いた退色表現についての記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!プロペラ機の製作と塗装法(タミヤ1/48F4U-1Dコルセア)~⑧退色表現編~
今回はここで終了です。次回はスミ入れになります。
🐔今回の記事一覧を載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~①準備編~
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~②コクピットの組み立て編~
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~③機体の組み立て編~
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~④下地塗装編~
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~⑤基本塗装編~
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~⑥デカール貼り編~
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~⑧スミ入れ編~
【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~⑨まとめ編~