前回はクリアーパーツの接着からスミ入れまで行いました。今回はスミ入れの続きになります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~⑰クリアーパーツの接着編~18日目
=🐣スミ入れ=
前回の続きで機体全体にスミ入れを行っていきます。翼部分のスミ入れを説明します。写真1のようにモールドの部分にスミ入れ用塗料を流し込みます。
エナメル溶剤を含ませた筆で塗装した箇所を撫でて塗料を溶かし、写真2のようにティッシュなどで溶剤を拭き取った筆でスミ入れ用塗料を拭き取っていきます。拭き取り時に汚れが流れる方向に筆を動かしていきます。航空機の場合は機体前方から後方に向けて筆を動かしていきます。
エンジンノズル部分にもスミ入れをします。コーティング塗装をしていますが、この部分はエナメル塗料で塗装したので、スミ入れ時に溶剤で擦り過ぎると塗料が剥がれる場合があるので、写真3のように軽めにスミ入れ用塗料をノズル部分に流し込みます。
流し込みをした後、溶剤を付けた筆でさっと拭き取ります。写真4のようになります。
機体裏側も忘れずにスミ入れをします。スミ入れが終了した状態が、写真5、6になります。キャノピーのマスキングテープはこの時点で外して大丈夫です。
=🐣最終塗装=
最後の仕上げ塗装をします。コーティング塗装でつや消しにしてしまったので、写真7のように前脚支柱の金属部分などの光沢させたい部分にもう一度エナメル塗料のX11クロームシルバーを塗装します。
主翼前部や、エアインテーク部分に塗装したシルバーは塗り直さずそのままにしています。エンジンノズルもちょうどいい感じなので塗り直していません。機首部分のピトー菅と先端のプローブはツヤを付けたかったので、写真8のようにもう一度上からX11で塗装しています。
写真9のようにキャノピー前部の中心部分のガラスをX23クリアーブルーで塗装します。普通に塗装するとムラになりやすいので、薄めにして何度か繰り返しで塗って色を着けていく感じにするとムラになりにくいです。
これで完成です。
今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。